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最近、心が「軽くなった」と感じた選択は?|ハッピーライティングマラソン#37

このお題を見たとき、すぐに思い浮かぶ出来事がありました。

けれどそれは、今まさに進行中の問題と深くつながっていて、なかなか言葉にできずにいました。

最近ようやく体調と気持ちが少しずつ整ってきて、

「あ、今なら書いてもいいかもしれない」

そう思える瞬間が訪れたのです。

振り返ってみると、心が軽くなった理由はとてもシンプルで

長年握りしめていた“こだわり”を、ひとつ手放したこと

にありました。

今日はその選択が、どんな変化を連れてきてくれたのかを書いてみようと思います。

こだわりを手放したとき、選択は動き出した

我が家でここ最近一番話題になるのが、「東京都の道路計画による立ち退き」です。

担当の方々とはもう10年近いお付き合いになりますが、強制的な動きは一切なく、定期的な打ち合わせも和やかなもの。

今住んでいるのは母の実家があった場所の近くで、わたし自身も生まれてから中学2年まで過ごした思い出のある地域。

結婚して住まい探しを始めたときから、この地域に再び住むことは常に選択肢にありました。

通った小学校の近くに偶然土地が出て、道路計画の説明を受けた上で契約。
「まず実現はないと思いますよ」言われていましたが、実際に動き出したのが約10年前のことです。

ある程度覚悟していたとはいえ、移転先はずっと「今の地域の近く」にこだわり続けていました。

今思えば、このこだわりこそが選択を難しくしていたのかもしれません。

「近くならいい」は、必ずしも正解じゃなかった

最近、条件に合いそうな候補地がいくつか出てきたと連絡があり、担当の方と一緒に見学に行きました。

いずれも家の近所で、道路計画に敷地の一部がかかり、残った宅地部分が売りに出された土地。

理想に近い条件ではあったものの、結果的には「見送る」という決断に。

詳しくはシリーズ記事にまとめていますが、この時点ではまだ
「やっぱり今の家の近くがいい」という思いを手放せずにいました。

動き出した移転先探しと、価値観のすり合わせ

とはいえ、具体的な候補が出たことで移転先探しは一気に現実味を帯びてきました。

そんな中、夫からこんな提案がありました。

「気になる物件を実際に見て、○でも×でもいいから早めに価値観を擦り合わせて行こう」

ここから、探し方そのものが変わっていきます。

絶対にないと思っていた場所が、第一候補になった日

夫がよく桜の季節に散歩するルートの近くに出た物件がありました。

階段や坂が多く、話を聞いた時点では
「今はよくても将来は大変そう」と即NG。

ところが実際に足を運んでみると、印象は一変したのです。

環境は申し分なく、今後の生活を考えると、むしろ理想に近い場所でした。

「絶対にない」と話していた場所が、いつの間にか第一候補になっていたのです。

こだわりを手放しても、拠り所までは手放さなくていい

最終的にその土地は建築条件の問題で見送ることになりそうですが、
この経験がわたしの中の価値観を大きく変えてくれました。

今住んでいるエリアでなくてもいい。
行こうと思えば行ける距離であれば、それで十分かもしれない。

生まれ育った街は、すでに風景も人も変わりつつあります。
それでも「帰れる場所がある」という感覚が、心の支えになる。

拠り所があるからこそ、新しい選択を受け入れられる。
そう実感しています。

心が軽くなった理由

長年抱えていた「ここじゃなきゃ」という思いを手放したことで、
選択肢は一気に広がりました。

不思議なことに、迷いも同時に軽くなっていったのです。

今年はいよいよ移転先の選定と家づくりが本格化していきます。
その過程は「最期の家探し」シリーズで記録していく予定です。


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