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ハラスメントは“意図”ではなく“受け取り方”──ちゃん付け判決から見えたこと

ネットでこの話題を見かけて、
びっくりしてあちこち検索してしまいました。

👉 日経の記事はこちら


大人の社会人が職場で「ちゃん付け」される。
これ「だけ」取り上げたら、確かにびっくりですよね。

でも、どうやら「ちゃん付けだけ」の問題ではない模様…

報道によると、言葉による様々なハラスメントでうつ病になってしまった女性の訴えだそうです。
とても他人事とは思えません。

かの有名な◯経でさえ
「〇〇ちゃん呼びはセクハラ」とまず書いてしまう。
それほど(特に男性にとっては)衝撃的な内容だったのかもしれません。

ハラスメントは「受け取る側」が決める

それがハラスメントに当たるかどうかは、
相手との関係性や日頃のやりとりにもよります。
ただ、病気になるほど精神的に追い詰められたというのは、
相当に負担の大きい状況だったはず。
そこに寄り添った判決だったのだろうと感じます。

被害者は女性だけじゃない

先日、ネットで見つけて読み始めたら止まらなくなった小説を紹介したのですが、

👉 こちらの記事です


その中には、立場の弱い後輩の男性が、信頼し尊敬していた女性の上司による薬物を使った性犯罪に巻き込まれ、
自分とパートナー、目標にしてきたメンターとの未来を失う話があります。

本当に、被害に遭うのは女性だけではないのです。
性別や年齢に関係なく、誰でも被害者にも加害者にもなり得る時代。
だからこそ、「これは嫌だ」と感じたときに声を上げられる環境が大切だと思います。

「嫌だ」と言える関係があれば

ー そういうの、不快なのでやめてもらえませんか?
ー ごめん、気が付かなかった。次から気をつけるね。


たったこれだけのやり取りで済むこともあるはずです。

嫌だなと思った最初の段階で、
自分が言えたら。
周りが言ってあげられたら。
そして相手が素直に受け止めてくれたら。

不快であることを伝えて、相手がすぐに理解してくれていたら、
裁判まで行くことはなかったでしょう。

「ちゃん付け」はその象徴にすぎない

今回の判決は「ハラスメント全体」に対するもので、
ちゃん付けはあくまでもその中の一要素に過ぎません。

とはいえ、働いていると男女問わず遭遇するケースの一つ。
「昔は当たり前だった」「悪気はなかった」という言葉で
済まされてきたことに、社会全体がようやく線を引き始めている気がします。

相手の意思や気持ちを無視して、
自分の「これくらい大丈夫」を押し通すのは、
もう単なる無神経ではなく暴力に近い。
そう改めて感じました。



賠償額は決して満足のいくものではなかったかもしれません。
けれど「許容を超えた違法なハラスメント」と認められたことは大きな一歩。

声を上げた原告の方の勇気を応援しつつ、
その心の回復を心から願っています。

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