修行旅を続けていたら、離島に行きたくなった。那覇・泊港で気づいたこと①
那覇の泊港で、フェリーの発着をぼんやり眺めていたときのこと。
ふと、思ったのです。
「離島に行ってみたいな」と。
きっかけは、いつもとは違うホテルに泊まったこと。
修行旅の途中で、思いがけない気づきがありました。
昨今の航空運賃の上昇とコストパフォーマンスを考えて、
今年はステータス維持の修行を国内線普通席中心に切り替えています。
その計算だと、羽田―那覇を年間およそ34往復。
毎回宿泊を入れるので、ついでにホテル修行も兼ねることが多く、稽古の合間を縫って旅程を組むのはなかなか大変です。
とはいえ、実は例年この時期はあまり飛行機に乗っていません。
というのもこれまで今の時期はマリオットのホテル修行に力を入れていたからです。
ところが今年は、ライフタイム資格を目指す上で強い味方だった「宿泊実績2倍キャンペーン」が、今のところ実施されていません。
さらに、コロナ禍以降は宿泊費もかなり上昇しています。
そこで今年は少し様子を見ることにして、マリオット修行はいったん保留。
昨年の11月頃から今年の8月末まではオペラの稽古が続く予定なので、稽古と本番に影響が出ないように、ホテル修行の日程を先に確保していました。
ところがキャンペーンがなさそうだと分かった時点で、その日程を飛行機の修行(+ヒルトン宿泊)に前倒しで入れることに。
結局のところ、
飛行機であれホテルであれ——
毎週旅に出ていることには変わりません。
そんなこんなで、今年は少し普段とは違う形で修行旅を組んでいます。
先週の那覇滞在でも、ちょっとした気づきがありました。
ヒルトン修行も見直し中
もう一つ見直しているのが、ヒルトンの宿泊修行です。
空港からのアクセスが良く、比較的リーズナブル。
コンパクトながら家庭的な雰囲気もあり、スタッフとも顔馴染みになれる。
そんな理由で、修行僧にも人気のホテルにわたしもよく泊まっていました。
年間30往復以上飛行機に乗って宿泊するので、30泊でダイヤモンド、
15泊くらいならゴールド。
そんな感じで、飛行機修行のついでにヒルトンのステータスも維持してきました。
ただ最近は、こちらも事情が変わってきています。
コロナ後の外資系ホテルブランドの宿泊費は、体感で以前の3倍ほど。
わたしがよく泊まっているホテルも、人気が高まったのか予約が取りにくくなりました。
以前は1万円以下で泊まれることも珍しくなかったのに、
今は空いていても1泊4万円前後の部屋しか残っていない、ということも。
さすがに毎回それでは厳しいので、今年はヒルトン宿泊は15泊程度に抑えて様子を見ることにして、残りは地元のリーズナブルなホテルを開拓する方向で考え始めました。
そんな流れで、前回はこれまであまり泊まらなかったエリアのホテルを予約して
その滞在で、新しい発見があったのです。
泊港のホテルへ
今回泊まったのは、泊港の近くにあるホテル。
私は普段、駅に近いホテルを選ぶことが多いので、最初は
「ちょっと遠いかな…」
「県庁前あたりのホテルに変えようかな」
と、直前まで迷っていました。
那覇に昼頃着く便のときは、カフェ巡りをして記事を書くのも楽しみの一つだからです。
そんなことを考えていた矢先、前回の滞在で化粧ポーチをなくしていたことを思い出しました。
飛行機で那覇に向かっている途中に確認したところ、どうやらいつもの宿に置き忘れていたようで、フロントで預かってくださっているとのこと。
そこで今回は、まず常宿に寄って忘れ物を受け取り、それから予約していたホテルへ向かうことにしました。
泊港まで、のんびりお散歩
ゆいレールの旭橋駅で降りて、忘れ物を受け取り、そこから泊港方面へ。
道すがら、これまで泊まったホテルの前を通っては、
「ああ、ここにも泊まったなあ」と思い出に浸りながら歩きました。
途中で見つけたのは、見事に咲いたミモザの木。

途中で見つけたのは、見事に咲いたミモザの木。
スマホを向けて花の名前を調べながら、
そういえば……と思い出しました。
今ちょうど稽古をしているオペラ《ザ・芸者 in Hawaii》で、
プリマドンナの名前は「おミモザさん」。
彼女は舞台の中で、ミモザの枝を手にして登場する役なのです。
稽古の真っ最中に、旅先でこんなに大きなミモザの花に出会うなんて。
ちょっと不思議な偶然だな、と思いました。
歌の稽古をして、飛行機に乗って、ホテルに泊まる。
そんな生活を続けていると、
ときどきこういう偶然に出会うことがあります。
アプリで花の名前を調べている間に、
近くにいた地元の方が
「写真、撮ってあげましょうか?」
と声をかけてくださる場面もありました。
そのお気持ちが嬉しくて、ちょっとテンションが上がる場面も。
旅先でのささやかなやりとりに、なんだか嬉しくなります。
泊港と「とまりん」
今回泊まったのは、スマイルホテル沖縄那覇。

泊港の施設「とまりん」に隣接しているホテルです。
那覇空港からはバスで泊港のバス停まで来るとすぐ。
ゆいレールなら美栄橋駅から徒歩10分ほど。
コンパクトですがロビーや客室も使いやすく、チェックインも14時からと少し早めなのがありがたい。


荷物を置いてひと息ついたあと、せっかくなので「とまりん」にも寄ってみることに。
フェリーの発着ターミナルをぼんやり眺めていて…

ふと、思ったのです。
「離島に行ってみたいな」と。
石垣島や宮古島ほど有名ではなくても、
那覇からフェリーで行ける島はいくつもあります。
日帰りや一泊で行ける場所もありそう。
もしや、前の旅で予約していた5月の飛行機をうっかり精算し忘れて、
ここに来るまで再予約する時間もなかったのは……
このことに気づくためだったのかも?
……なんて思うのは、ちょっと都合が良すぎでしょうか。
でも、そんなことを考えながらフェリーターミナルを眺めている時間は、なんだか楽しいものでした。
修行旅の、ちょっとした変化
いつもの宿に泊まる安心感や居心地の良さは、もちろん捨てがたいものです。
でも、ステータスにあまりこだわらず、少し違うホテルに泊まってみると
思いがけない発見がある。
今回の滞在で、そんなことを改めて感じました。
もし2泊以上するなら、フェリーの時間や島で泊まるかどうかなど、少し計画も必要になりそうです。
稽古や本番の合間に少しずつ調べながら、
本番ラッシュが落ち着く頃には、
那覇往復=修行旅
だけではなく、
「離島に行く楽しみ」
も加わっているかもしれません。
そんな計画も含めて、これから少しずつ記事にしていこうと思います。
のんびりお付き合いいただけたら嬉しいです。
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