病を得て変える人生②|病院食から見えた「ちょうどいい食事」
入院中の食事は
毎食きちんと記録を取りました。

何をどのくらい食べていいのか。
その食事は、カロリー・たんぱく質・脂質・塩分がどのくらいなのか。
そして、実際に食べた体感と体の変化。
退院後の食事を組み立てるために、
「自分の身体で試す」つもりで観察しながら頂いていました。
まず結論から書きます。
病院食は「思っていたよりしっかり食べる」のに、過不足がない設計でした。
例えばある日の食事はこんな内容です。
・1日 約1600〜1660kcal
・たんぱく質 約58〜66g
・脂質 約25〜28g
・塩分 約7g前後
一見すると「しっかり食べている」印象ですが、
実際に過ごしてみると、体に負担が少なくとても安定していました。
特に印象的だったのが、たんぱく質の量です。
意識せずに食べても、1日60g前後は自然に満たされている。
これは普段の食事では、正直かなり意識しないと難しい量でした。
一方で脂質は控えめで、
味付けも「薄すぎる」というよりは、“これくらいで足りる”ライン。
実際、めんつゆを残したり、刺激物を避けたりしながら食べても、
満足感はしっかりありました。
体重の動きも興味深く…
朝から夜で一時的に増えることはあっても、
日単位で見ると大きく崩れることはありませんでした。
むしろ、「食べているのに安定する」感覚があります。
ここで気づいたのは、
これまでの食事は「多すぎる or 足りていない」のどちらかだった
ということです。
極端に減らしたり、
逆に忙しさで偏ったり。
そのどちらでもなく、
必要なものを必要なだけ取る。
病院食は、その基準を具体的な形で見せてくれました。
退院後は料理本なども参考にしますが、
何よりこの記録が、自分にとっての“基準”になります。
そして6月に予定されている手術後は、
また食事の内容も変わるはずです。
その時は改めて、
「回復期の食事」として観察していくつもりです。
特別なことはしていません。
でも、
何をどのくらい食べるかを整えるだけで、体は確実に変わる。
それを実感した数日間でした。
次回は、
この中でも特に変化を感じた「たんぱく質60g」の話を書いてみます。
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