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車内の忘れ物回収率90%超!?なぜそんなことが可能なのか

5月のオペラの稽古が進行中。今日は『サド公爵夫人』の立ち稽古のため、地下鉄を乗り継いで稽古場へ向かっていました。

こちらのオペラです。

演目に関する記事を上げています。
ぜひご覧ください。


話を戻して…
会場のホールの最寄駅が近づいたとき、ふと気づきます。

傘がない…。

乗り換える前の電車かな? でも、そのときも持っていた記憶がない。となると……?

電車待ちでホームの椅子に座ったときに、立てかけた気がする。

すぐにスマホで駅の問い合わせ先を調べ、駅に着くと同時に電話。

ここで、我ながら偉かったと思うのは、
「〇時〇分発の〇〇方面の電車に乗る前、〇両目付近の椅子に座っていたときに、傘を立てかけたまま乗車してしまったようなのですが……」
と、具体的に伝えられたこと。

駅員さんが確認しに行ってくれ、稽古の休憩時間に再度問い合わせると——無事、保護されていました!

傘、戻ってきた!



実は、わたしはこれまで何度も忘れ物や落とし物をしてきました。

西武線 でレッスンに向かう途中、水筒と帽子を置き忘れた。
湘南新宿ライン で鎌倉にレッスンに行くとき、傘を置き忘れた。
パスケース を落とした(複数回)。
を失くした(複数回)。
・ターミナル駅で買い物し、帰りの電車で エコバッグごと 置き忘れた。

……なのに、驚くことに 全部返ってきています

大きなものでは、空港で 財布を落とし無一文のままマカオへ
でも、知人を介して現地の日本人に助けてもらい、旅を続けることができました。
しかも、財布は後日 カード1枚も、現金1円も失うことなく 返ってきました。



もちろん、今までの人生ですべての忘れ物が戻ってきたわけではありません。

・大雨の日、立ち寄ったビルの入口に「濡れるから」と置いた傘が、帰る頃には消えていた。
・ひったくりに遭ったこともある。

それでも、トータルすると 9割以上 は戻ってきていると思います。
最後に戻ってこなかったのは……30年前とか?(その間も忘れ物はほぼ回収成功。)

では、なぜこんなにも忘れ物が戻ってくるのか?


昔は「忘れたんだから戻ってこなくても仕方ない」と思っていました。
でも、今は「具体的に問い合わせれば、必ず戻ってくる」という意識があります。

これは、単なる運の問題ではなく、心の持ちようの違いなのでは? と感じるのです。

・誰かが拾って届けてくれる。
・学生時代、定期券を落としたら、駅を通して連絡が来て直接渡してもらえた。
・落としたことに気づき、何度も行ったり来たり。見つからず派出所へ行ったら、別の派出所に届けられていた。
・鍵がない!と思ったら、大学のロッカーや家のドアに刺さったままだった……。


(※ ちなみに、住んでいるのは山手線のターミナル駅徒歩圏。田舎だからではないはず。)

こういうことが 日常的 に起こるので、結局——

「なくしたものは、戻ってくることのほうが多い」 という前提で生きるようになりました。

わたしの生き方は、落とし物が戻ってくることと関係しているのかもしれない。

失くしてしまったものがすべて戻ってくるわけではありません。
でも、 必要なものは手元に戻るし、必要なときに助けがくる

そんな経験が積み重なった結果——

「今いる場所が、いるべき場所」
「起こることには意味がある」
「ひっかかったことは、とりあえず乗ってみる」

……そう思って、楽観的に生きられるようになったのかもしれません。

きっと、知らない誰かにたくさん助けてもらってきたから。

そう考えると、忘れ物が戻ること以上に、 人の優しさ を実感できる出来事なのかもしれませんね。
 

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