【稽古日記4】オペラの舞台裏をのぞき見!《修道女アンジェリカ》
昨日は、プッチーニのオペラ《修道女アンジェリカ》の音楽稽古でした。
まだ立ち稽古(演技をつけるリハーサル)は始まっていませんが、この日は演出の大島尚志先生が稽古場に。
まずは、前半に予定されているガラコンサートのプログラムを決めるため、キャストの声を一人ひとり聴いていきました。
◇「わたしのお父さん」は甘くなりすぎないように
ガラコンサートでは、わたしは《ジャンニ・スキッキ》からラウレッタのアリア「わたしのお父さん」を歌います。
大島先生からは「あまり叙情的になりすぎない方がいい」との指摘が。
実は以前の記事で、「自分の声に合う役が、実年齢よりずっと若い役になることが多い」と書いたのですが——
こちらの記事です↓↓
頭では理解しているつもりでも、実際に人前で歌うと、つい感情が先走ってしまうもの。気付けてよかったものの、これは今後も注意が必要だと実感しました。
◇「女性」がテーマの公演
今回の公演のテーマは、「ガラコンサート&オペラを通して“女性”を描く」こと。
大島先生によると、前半のガラコンサートは、単に歌い手が順番に出てきて7曲を披露するのではなく、それぞれの役として登場し、その人物像を表現するスタイルにするとのこと。単なるコンサートではなく、よりドラマティックな演出になりそうです。
◇音楽稽古の段階から演出が入る理由
そして後半は《修道女アンジェリカ》の音楽稽古。
ここでは、音楽の中での「息遣い」や「感情の作り方」について指導を受けました。
通常、音楽稽古では譜読みや音楽的な表現を中心に進め、演技は立ち稽古から本格的に作ることが多いのですが、今回は音楽の段階から演出が入るという珍しい進め方。
その理由は、「譜読みが終わったら、すぐに感情を作っていった方が立ち稽古がスムーズに進む」からだそうです。音楽と演技を同時に作り上げていくことで、より自然な表現ができるのかもしれません。
◇合唱シーンは精密なアンサンブルが求められる
今回の公演では、キャスト(ソリスト)が合唱も兼ねるため、場面によっては合唱が3声や4声になり、1つのパートを2人で歌うこともあります。そのため、より緻密なアンサンブルが求められます。
オペラは音楽と演技の両方が組み合わさる芸術。
だからこそ、お客様にも美しい音楽の世界に没入してもらえるように、さらに稽古を重ねていきます!
《修道女アンジェリカ》&《サド侯爵夫人》の公演情報や見どころについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。
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