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舞台のない日も、音楽と。身体と心と向き合う“ソプラノ歌手の暮らし”

「ソプラノ歌手って、普段どんなふうに過ごしているんですか?」

ときどき、こんな質問をいただくことがあります。

たしかに、オペラの舞台に立つのは年に何度もあることではありません。

今年は5月に2回、8月に1回(3公演)、9月にもう1回(5月の再演)。
演目でいうと、《修道女アンジェリカ》《サド侯爵夫人》《半身》の3作・計6公演です。

オペラは通常、3〜4か月前から稽古が始まり、本番が近づくにつれて回数も密度も増していきます。
年間4回の公演があると、ほぼ一年中、どこかの稽古に通っていることになるのです。

🎭 今は《半身》の稽古がスタート

現在は8月末の本番に向けて、新作オペラ《半身》の稽古が始まったところです。

でもこの時期はまだ、キャストが揃っての稽古というよりも、それぞれが自宅で準備を進めている段階。

次の稽古日までに、譜読みをしたり、呼吸法のトレーニングをしたり…地道な積み重ねの時間が続きます。

🧘‍♀️ 健康のこと、少しずつ気にしながら

実はここ数年、体調に波がありました。

コロナ禍の少し前から、胃潰瘍や神経性腸炎を繰り返したり、
体重増加に伴って膝や腰に不調が出たり。
「無理がきかない年代に入っているのだな」と感じるようになりました。

今は、体調を整えることも仕事のうち。
ジムのプールでウォーキングをしたり、整体に通ったり、家ではしっかり横になって休んだり。
以前よく通っていたホットヨガは膝の故障でお休み中ですが、少しずつ再開できるよう調整しています。

🎼 舞台に立たない日も、音楽はそばにある

公演のない日こそ、自分の内側に向き合う大事な時間。
声を整えるための発声練習や、呼吸の仕組みの勉強も続けています。

今取り組んでいる呼吸法のトレーニングは、以前よりずっと“ラクに”声が出せるようになってきて、
小さな変化に気づくことが励みになっています。

👭 仲間との時間が、心を支えてくれる

5月の連休明けに出演した東京室内歌劇場の《修道女アンジェリカ》と《サド侯爵夫人》では、それぞれまったく異なる役に取り組みました。

アンジェリカでは21歳のヒロイン、ラウレッタのアリアを演出が入った状態で演じ、サドでは実年齢に近い役を通じて、現実とリンクするような演技のアプローチを体験。

この2つの公演から得た学びを、いま振り返って言語化しているところです。

また、学生時代から長く共演しているピアニストの友人とは、最近は舞台で一緒に演奏する機会は減りましたが、季節の折々に近況報告を兼ねて食事をしたり。
こうした時間も、音楽を続けていくうえで欠かせない“栄養”のようなものです。

🎵 人の音楽を聴くことも、自分の音楽を育てること

自分が出演しないオペラやコンサートにも、できる限り足を運ぶようにしています。

とくに、いつもお世話になっている青島広志先生のブルー・アイランド版オペラや企画公演には、出演しない回でもなるべく客席で聴かせていただくようにしています。

仲間や先輩、後輩の演奏に刺激を受けることで、「自分も、もっと丁寧に音楽と向き合いたい」と気持ちが整うのです。

🌱 長く歌い続けるために、人生そのものを大切に

こうして書き出してみると、
「オフの日は家でゴロゴロ…」と思いきや、意外と毎日が音楽漬けなんだと気づきます。

ただ、体力や体調の揺らぎも感じやすくなってきた今、
“空き時間”は、ただの“休み”ではなく、自分を回復させる時間にもなっています。

音楽は私の軸であり、アイデンティティそのもの。
でも同時に、家族や友人との時間、
あるいは“現役で演奏しない自分”になったときの人生も、大切にしていきたい。

noteやSNSでの発信も、
そんな「音楽を軸にしながら、人生をどう歩むか」を記録する場所でありたいなと思っています。

☘️最後に

ソプラノ歌手の日常、いかがでしたか?
舞台の表側だけでなく、こうした“裏側”もまた音楽の一部。
これからも、そんな日々を少しずつ綴っていきます。


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ちえ🎈✈︎旅するソプラノ歌手♪ 思考のおもちゃ箱 ちえです。いつもありがとうございます! 毎日楽しくnoteを更新しています。 チップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!また大きな励みになりますので応援していただけると嬉しいです💖

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