【最期の家探し】②「今じゃない」と言い続けた夫が、本気で動き出した3つの理由
比較的時間の自由がきく夫が、自分の足で物件探しを始めたことで、ようやく移転が現実味を帯びてきました。
長く止まっていた家探しが、ここにきて一気に動き出した感覚があります。
早く移りたかったわたしと、「今じゃない」と言い続けた夫
実はわたしは、道路計画が動き出した時点から、なるべく早く移転したいと考えていました。
「計画は動かないだろう」とは言われていたものの、契約時に不動産会社から説明を受けていましたし、いつ現実になってもおかしくなかった。
そしておそらく、次に住む家は
元気に暮らせる最後の家になる。
そう思うと、決まったことなら少しでも早く動いて、新しい家で長く過ごしたかったのです。
ただ当初は、移転先の具体像も選択基準も曖昧でした。
今思えば、理想ばかりが先行した“夢物語”のような条件だったと思います。
そうこうしているうちに、近隣の土地価格はどんどん高騰しています。
「価格が落ち着かないと動けない」
そう判断した夫は、様子見を続けることになりました。
結果として、気持ちも行動も動かないまま、10年が過ぎていったのです。
移転が現実に動き出した3つの要因
動きたくなかったわけではない。
でも動けなかった。
それが突然動き出した背景には、いくつかの変化がありました。
① 引退後の生活が具体的に見えてきたこと
夫がリタイアを決め、生涯収入や補償、資産での生活設計を把握したことで、移転計画がより地に足のついた、具体的なものに変化していきました。
② 住まいに求める条件が変化したこと
実際に物件を見て回る中で、これまでは絶対に譲れないと思っていた要素よりも、以前は考えもしなかった立地条件や環境が重要になってきました。
③ 「紹介待ち」から自分の足で探す姿勢への転換
地図と不動産サイトを頼りに実際に足を運ぶことで、移転後なイメージが明確になり、意外なエリアが有力候補に浮上してきました。
これらの変化は都市計画側の問題というより、夫婦のライフスタイルと価値観の変化によるもの。
これから住む家は、
間違いなくシニア期の暮らしを支える場所になります。
だからこそ、
・どんな老後を送りたいか
・何を優先し、どこを妥協するか
何度も話し合い、すり合わせながら物件を選んでいます。
そしてその過程で、
かつては想像もしなかったエリアの物件が、今や最有力候補に。
人生のフェーズが変わると、住まいの正解も変わる。
それを実感する家探しが、本格的に始まっています。
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