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「アイデンティティ」って何だろう?—女性の生き方から考える“自分”の軸

先日、友人と話した内容が消化しきれず気になっていて、整理するために書き始めました。
何が気になったのかといいますと

会社員であり、一児の母。それが彼女のアイデンティティだというのです。

そのとき感じた違和感を、別れた後も考えていました。

ふと思ったのです。

「会社員」という肩書きがなくなったら?
子どもが成長して、母としての役割が変わったら?

もしそれだけがアイデンティティだとしたら、それらを失った瞬間、彼女は「自分」ではなくなってしまうのでしょうか?


アイデンティティは「状況」ではなく「軸」

わたしたちは日々、さまざまな役割を担っています。会社員、母、妻、友人、娘…。でも、それらは「状況」にすぎません。
アイデンティティとは、「状況」ではなく「軸」。

どんな環境にあっても変わらない“自分の核” のことです。

たとえば「わたしは○○を大切にしている」「わたしは○○な価値観を持っている」といった、 他人や環境が変わっても失われないものが、本当の意味でのアイデンティティではないでしょうか?

外に求めるアイデンティティの危うさ

アイデンティティを「職業」や「役割」といった外的要因に依存すると、それが変わったときに不安や喪失感に襲われます。

たとえば仕事を辞めた瞬間に「自分には価値がない」と思ってしまったり、子どもが成長したときに「母親としての役割が薄れたわたしは何者なのか」と戸惑ったり…

こうした不安から抜け出すためには、 「自分が大切にしたいこと」「譲れない価値観」を見つめ直すこと が大切です。

「わたしらしさ」はどこにある?

では、自分のアイデンティティを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

1. 「わたしにとって譲れないものは何か?」と考える

たとえば、「人とのつながりを大事にする」「創造することが好き」「自由でいることが大切」など。
肩書きが変わっても、それを軸にして生きていけるかどうかが重要です。

2. 「これがなくなると自分を見失う」と感じるものは何か?

たとえば、誰かに感謝されることが生き甲斐なのか、何かを表現することが自分らしさなのか。
そこにヒントがあります。

3. 「わたしはこういう人間だ」と言えるものを見つける

「わたしは好奇心旺盛な人」「わたしは誰かを支えるのが好きな人」—— こうした「自分を表す言葉」を探してみましょう。
肩書きではなく、内面から出てくる言葉が理想です。

変わるものと、変わらないもの

アイデンティティは一生同じとは限りません。価値観が変われば、自分の軸もアップデートされていくものです。ただ、それは外から与えられるものではなく、自分の内側から見つけるもの。

会社員でなくなっても、母としての役割が変わっても、 「わたしはわたしである」 と言える強さを持つこと。
それこそが、どんな環境でも揺るがない「自分のアイデンティティ」なのではないでしょうか。


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