【怒涛の1週間①】本番当日に訃報が届いた日。それでも歌うと決めた理由
18日のメンバーズコンサートの朝、
叔母が亡くなったという連絡が入りました。
従兄弟たちとは子供の頃から親交があることもあって、
葬儀のことや細かい連絡が次々と入ってくる中での本番。
正直、気持ちは落ち着いていませんでした。
それでも、その日は舞台に立つと決めていた日。
今回は東京室内歌劇場の青島先生の
講座の受講生として、グループで出演で、
いつもとは違う進行や空気の中での本番でしたが、
舞台に立てば不思議と集中できるものですね。
楽しかった、というのが正直な感想です。
今回歌ったのは《ホフマン物語》で人形オランピアが歌う「オランピアの歌」。
若い頃は勢いで歌っていたこの曲が、
なぜ難曲と呼ばれるのかを、
直前になってようやく実感することになりました。
調性が細かく移り変わる中で、
和声を感じながら高音を繋いでいく。
「出るかどうか」ではなく、
「どう音楽として成立させるか」が問われる曲。
なんとか、
本当になんとか、ですが、
最後まで歌い切ることができました。
ここ数年、
自分の本来の音域とは違う役が続き、
「役割を全うすること」に集中するあまり、
自分の声を見失っていた感覚がありました。
今回の選曲は、
その感覚を取り戻すための挑戦でもありました。
人生の出来事と、舞台のタイミングは、
不思議と重なることがあります。
整っていない状態でも、
それでも舞台に立つ。
それもまた、
今の自分にできる選択のひとつなのかもしれません。
このところ、
人生の転換期のような出来事が続いています。
少しずつ、書いていこうと思います。
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