感覚を後回しにすると起きること②

表彰式の翌日も、その次の日も、
目の痙攣(上まぶたか、下まぶた)は続いた。
正確には忘れたけど何日間かは不快な状況だった。

それから、足元が柔らかいクッションの上を歩いているような、フワフワした感覚もあった。
歩いてる途中で、一瞬視界が白くなり意識を失いそうな瞬間もあった。
目眩?立ちくらみ?そうしながらも、動き続けられた。

いつも身体は強張ってだと思う。けど、その時の私はそのフワフワの方が不思議で、何が起こってるんだろう?とようやくおかしな事になっているなと自覚しはじめた。

他にも、左側のこめかみから頬にかけて。
痺れるような、よく漫画とかである「ガーン😨」という表現がピッタリの、まるで左側だけに線が降りている様な何とも言えない感覚がではじめた。

少し前に母親が脳梗塞一歩手前だった事もあり、
あ、私も脳に問題あるのかも…と。
コッソリと、脳外科のMRI検査を予約し、人生で初の経験することになった。

大きな病気だったらどうしよう…
暗い気持ちでそればかり考えていて、まさか日々のストレスでそうなってるなんて思ってもみなかった。

検査結果は、
「脳にも首にも、何にも異常ありません。
身体が緊張状態で、寝てると思っても眠りが浅い状態が続いてるのかも。軽い抗うつ剤を1週間飲んで、ぐっすり寝て様子を見てください。」

ホッとしたと同時に、驚きだった。
「え?寝てるはずなんだけどな。
抗うつ剤?鬱なの?」

正直、自分に何が起きているのか、まだよく分かっていなかった。

ただ、大きな病気ではないこと、
確かに寝つきはものすごく悪い私には、ぐっすり寝ていいという何とも言えないご褒美が貰えた気もした。
その日から1週間は薬を飲んで、何も考えず寝る事に専念した。

左目まぶたの痙攣、足元のフワフワ感や、意識を失いそうになる瞬間も消えた。身体が少し軽くなった気がした。

ただ、
症状が全部綺麗に無くなったわけではなかった。


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