「今つらい誰かへ。私の始まりの話」〜最初の壁は言葉だった②〜


娘に吃音がみられるようになった頃、  

私は毎日、何が正しいのか分からなくなっていた。


あんなにお喋りする娘を見るのが好きだったのに、  

「あなたの子育て間違ってたんだ…」  

「厳しく育てたからじゃない?」  

そんな母の言葉が胸に刺さって、どんどん苦しくなっていった。


しまいには、  

「ゆっくり話したらいいからっ!!」  

と、自分の不安をそのまま娘にぶつけてしまうこともしばしば。。

ほんと最低  。。。

でもあの頃の私は、本当にどうしていいか分からなかった。

寂しそうに私の前から去っていく娘の後ろ姿を見て、  

私はただ静かに泣くことしかできなかった。

その頃、私は2人目を妊娠していて、  

心も身体も不安定だったのかもしれない。  

それでも、娘に向けてしまった言葉の重さは、  

ずっと胸に残ったまま。


保育園にも相談したけれど、  

「あまり気になるほどではないですよー。」  

と言われて、余計に戸惑った。


そんなはずない。  

だって、こんなに体を揺らさないと話せないのに。  

こんなに詰まって苦しそうなのに。


3歳半健診でも相談した。  

「言葉の爆発期にはよくあることですよ。しばらく様子を見ましょう」  

そう言われて、少しだけ希望が見えた気がした。

“よくあることなんだ。様子を見てていいんだ。”


でも、その希望はすぐに揺らいだ。


しばらくっていつまで?  

全然良くならない。  

むしろ酷くなってない?


気になればなるほど、不安で、苦しくて、イライラして。  

娘よりもしんどい顔をしていたのは、きっと私の方だった。

それでも娘は、詰まりながらも笑って話しかけてくれた。  

その姿に、  

「なんで?どうして?」  

そればかりが頭を占めていた。


今の私なら、


大丈夫。  

大丈夫だから。  

不安にならなくていい。  

娘はちゃんと笑ってる。  

みんなと話して、笑って過ごしてる。  

まずはそこを見てあげて。  

しっかりしな、って。


あの頃の私を、ぎゅっと抱きしめてあげれるのに。。。


ここから抜け出したい。  

そう思った私は、ついにリハビリセンターに行くことを決意した。



光は先にある








光は先にある

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