大人という甲冑
感情を出さない自分が冷めて見える
それが、ずっと好きになれない
それはきっと
「泣かないように」って、
何度も自分を抱きしめた証。
人を羨んではいけないと
小さな頃に教わった。
だから私は
「欲しい」とも「悔しい」とも言わなかった
そして今、小さな頃よりも
もっと抑えている気がする。
きっと、誰にも見えないけれど
私の声を閉じ込めてしまう
大人という甲冑を着けている。
甲冑は、冷たくて重いけど
その内側には、ちゃんとあったかい心がある。
言葉にしようとすると
感情が溢れて言葉にならない
まだ子供の心のままで
だから、
今はまだ脱がなくていい
ただ、少しだけ胸元のボタンを外して
風を感じてみよう
言葉が、ぽろりと零れ落ちるかもしれない
溢れてきたら
「言えたね、私」って
褒めてあげよう。
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