星の綱引き
三日月が 綱にぶら下がり
銀の笑い声を 夜空に響かせる
惑星たちは スーッと滑り
ときどき ぷくっと膨らんで
くるんと しぼんでみせる
まるで はしゃぐ子どもたちのように
流星群が 拍手のように光る
娘の夢の中では
宇宙は静かで 少し暗く
でも私には 星々が踊っていた
オリオンの矢は
夜空のジェットコースター
白い妖精が ふわりと乗り込む
流星群は 風のように駆け抜けて
その軌跡で 光と夢が ひとつになる
それはきっと
夢と現実の 境界がほどけた瞬間
親子の会話が 宇宙に届いた証
今夜もまた
星たちは 綱を引きながら
伸びたり 縮んだり 笑いながら
私たちの物語を そっと見ている
epilogue:
娘の見た夢の話しと、突然現れたオーブ。
私はただ静かに、受け入れた。
宇宙と繋がっている実感が、
朝の光の中に溶けていく…。
これは私たちと宇宙とのエピローグ。
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