重力と必死で戦う
「怠け者よ、蟻を見ならいなさい。
そのやり方を見て、知恵を得よ。
蟻には、指図する長も、監督も、支配者もいない。
それでも夏のうちに食糧を備え、刈り入れの時に食べ物を集める。」
―箴言 6:6–8(JCB)
私は、毎晩欠かさず続けていることがあります。
それは、お風呂上がりに顔にクリームを塗り、軽くマッサージをすることです。
目的はとても単純です。
顔が弛まないようにするため。
あるとき、ふと気づきました。
そんな自分の姿が、なんだかとても愛おしく思えたのです。
考えてみれば、重力にはどうやっても勝てません。
人の力で抗えるものではありません。
それでも私は、今日もまた、健気に重力と向き合い、必死に抵抗しています。
その姿は、まるで蟻が、小学校の校庭の端から端まで、小さな体で黙々と歩いていくようです。
誰に命じられたわけでもなく、誰かに見られているわけでもありません。
それでも、蟻は自分の役割を果たすために、今日も動き続けます。
神さまは、その蟻の姿を見過ごされません。
こんなにも小さな存在を、尊び、やさしいまなざしで見ておられます。
私たちは時に、自分のことを「取るに足らない存在だ」と感じてしまうことがあります。
こんな小さな努力に意味があるのだろうか。
こんな自分を、誰が見ているのだろうか、と。
しかし、神さまの目には、私たちは尊い存在です。
目立たなくても、評価されなくても、
日々を誠実に生きようとするその姿を、神さまは決して見逃されません。
蟻の小さな一歩のように、
重力に逆らうささやかな抵抗のように、
私たちの毎日の営みもまた、神さまの前では確かな価値を持っています。
今日も主のまなざしの中で、
小さな忠実さを積み重ねて歩んでいきたいものです。
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