「普通のお母さん」が羨ましかった。障害を持つ母と育った私の話

「普通のお母さん」が羨ましかった。障害を持つ母と育った私の話
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子どもの頃、私はずっと「普通のお母さん」が羨ましかった。
学校の行事。
授業参観。
保護者会。
周りを見れば、ほとんどがお母さんが参加していた。
でも、うちのお母さんは来なかった。
代わりにお父さんが参加することもあった。
でも、お父さんは男性だったからなのか、保護者会後の食事会に誘いづらくて誘わなかった、と後から聞いたこともある。
子どもながらに、「うちは他の家と違うんだ」と感じていた。
本当は、お母さんに甘えたかった。
一緒に買い物に行きたかった。
恋バナもしたかった。
悩みを聞いてほしかった。
美味しいご飯を作ってほしかった。
「頑張ったね。」
「えらいね。」
「大好きだよ。」
そんな言葉をかけてほしかった。
母には障害があった。
私は母との意思疎通がうまくできなかった。
子どもの私は、母を理解できなかった。
そして、母も私を理解できなかったのかもしれない。
お母さんのことが好きだったのか、嫌いだったのか。
今でも分からない。
ただ、一つだけ確かなことは、
私はずっと「愛されたかった」。
これは、障害を持つ母を否定する話ではありません。
子どもだった私が、誰にも言えなかった気持ちの話です。
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