新人看護師が「今日も私なりに頑張った」と思って眠るための【5つ】の根拠
新人看護師の、あなたへ。
「今日はダメだったな〜」
そんなふうに、布団の中でひとり反省会をしてしまう夜、ありませんか。
先輩に1回注意された。
報告で少しつまった。
記録に時間がかかった。
たったそれだけで、その日すべてが不合格のように思えてしまう。
新人看護師のころは、とくにそうなりやすいですよね。
新人看護師のころってとくにあったんですよね、この感情…。
ひとつつまずくと、心の中でこうやって減点してしまうんです。
「はい、ここ減点。」
「ここも減点。」
「あ、今日も0点。」
そんな感じ。

僕も新人看護師のころ(たまに、いまもある😅)、
「注意されなかった日だけが合格」みたいな、変なルールを自分の中で作っていました。
だから少しでもうまくいかないと、帰り道でしょんぼり。
♨️ お風呂でも反省。
🛌 布団に入ってからも反省。
…家にいても、ずっと勤務中みたいでした。
でも今ふり返ると、あのころ苦しかったのは、仕事が大変だったからだけじゃなかった気がします。
自分への評価だけ厳しすぎたんですよね。
この記事では、新人看護師のあなたの「看護における物事の見方」を少しだけゆるめるための話を書きます。
すごい裏技も、きれいな正論も出てきません。
でも、読み終わるころに、
「今日の自分、そこまで悪くなかったかも。」
そう思える材料が、少しでも増えたらうれしいです。

0️⃣ どうしてこんなに、新人看護師の毎日をすぐ0点にしてしまうんだろう・・・
新人看護師さんって、「私はできていない」って落ち込むこともあります。
でも、それ以上にしんどいのは、自分自身を評価する視点なのかもしれません。
たとえば、
患者さんに失礼なく向き合えた。
わからないことを確認できた。
しんどかったけれど出勤した。
そんなことがあったとしても、頭に残るのは、先輩に言われたひと言だったりします。
人の心って、うまくいかなかったことのほうが目立ちやすいんですよね。
白い紙に小さな「赤い点」があると、その「赤い点」ばかり見えてしまうのと似ています。

しかも新人看護師のころは、毎日がはじめての連続です。
できなくて当たり前の場面でも、
「できなかった自分」
だけが大きく見えてしまう。
ここが、ちょっとやっかいなんです。
「まだ育っている途中」の出来事を、
「向いていない証拠」みたいに受け取ってしまうからです。
でも、本当にそうでしょうか。
今日はそこを、少しだけ結び直してみますね。

1️⃣ しんどかったけど出勤した。これ、新人看護師のあなたが思っているより、ずっとずっとすごいことなんですよ。
まず最初に言いたいのは、
「今日、ちゃんと病棟に行った。」
この事実を、軽く考えないでほしいということです。
新人看護師の朝って、けっこう重たいですよね。
目覚ましのアラームが鳴った瞬間から、ちょっと胸がざわざわ〰️〰️ ⏰
「今日はあの先輩がいるかな」
「昨日の続き、ちゃんとできるかな」
そんなことを考えながら、スクラブに着がえる日もあると思います。
それでも、家を出て、病棟に向かった。
それだけで、もう何もしていないわけじゃないです。
もちろん、出勤しただけで全部OK、とは言いません。
でも、しんどい気持ちを抱えたまま現場に立ったことは、ちゃんとあなたが頑張れてる根拠になります。
頑張った人って、派手な成果が出た人だけじゃないんです。
新人看護師のあなたが大切にしてほしいのは、「できたかどうか」より前にあるものです。
💡 ほんとうにしんどいときは、迷わず「休む」を選択してくださいね。約束ですよ!

2️⃣ 患者さんに失礼なく向き合えたなら、それは立派な看護です。ちゃんと積み上がってるから大丈夫。
新人看護師のころって、手技や報告のことばかり気になりますよね。
よくわかります。
目に見えるし、比べやすいからです。
でも、あなたが考えることは、そこじゃないはずです。
本当に大切なのは、
ちゃんとあいさつした。
顔を見て話した。
雑な対応をしなかった。
焦っていても、相手を置いていかなかった。
こういうことって点数になりにくいけど、めっちゃ大切な看護です。
患者さんにとっても、チームにとっても、そしてあなたにとってもすごく大事なことです。
僕は新人のころ、うまくできなかった日の帰り道に、
「でも、患者さんには失礼なかったかな」
と考えるようにしていました。
すると、0点だと思っていた日が、少しだけ違って見えるんです。
報告がぎこちなくても。
手順に時間がかかっても。
目の前の人や物事を雑にしなかった。
それは、今のあなたにも、未来のあなたにも、かなり大事なことです。
むしろ、そこを落とさずに一日を終えたなら、
その日はちゃんと看護をしてきた日なんだと、自信をもってください。
そのうえでもうひとつ、どうしても見落としやすいあなたの頑張りがあります。

3️⃣ わからないまま流さなかったあなたは、とても誠実な看護師です。
新人看護師のころ、聞くのって勇気がいりますよね。
「こんなこと聞いていいかな」
「また聞いてるって思われないかな」
「聞くタイミングが、わからへん」
そんな気持ちは、日がたつほど強くなることもあります。
でも、わからないまま流さなかったなら、そこにもあなたの看護の良さがあります。
・確認した。
・聞き直した。
・一度、立ち止まった。
それは、看護が遅いということではなく、
ちゃんと守ろうとしたということなんです。
新人のうちは、スピードより先に、外してはいけないものがあります。
それは、安全や信頼、そして患者さんを雑にしないことです。
だから、すぐできた人だけがえらいわけではありません。
あいまいなまま進めなかった人にも、ちゃ〜んと看護師としての誠実さや資質、価値があります。
その日の自分を思い出すとき、
「また聞いてしまった」ではなく、
「流さなかった」
って考えられると、景色が少し変わるかもしれません。
それでも夜になると、どうしてもできなかった場面ばかり浮かぶことがあります。

4️⃣ 「失敗の場面ばっかり残る」のは、あなたが真剣だった証です。
落ち込む日の特徴って、失敗の場面だけがくっきり残ることです。
ナースステーションで言葉につまった場面。
先輩に指摘された瞬間。
うまく返せなかったひと言。
そこだけ、頭の中で何回も再生される。

でも、それだけ残るのは、あなたがその仕事を雑に扱っていないからでもあります。
・どうでもいいことなら、そんなに引っかからない
・心に刺さるのは、ちゃんとやりたかったから
・患者さんに迷惑をかけたくなかったから
・自分なりに誠実でいたかったから
だから、落ち込むこと自体を、全部悪者にしなくてもいいのかもしれません。
もちろん、苦しすぎるのはつらいことです。
でも、落ち込む心の奥には、
あなたの「ちゃんとやりたい」が入っています。
そこまで見えたら、少しだけ自分のことを乱暴に扱わずに済む気がします。
しかも、その日はそれで終わりじゃないことも多いんですよ。

5️⃣ どんな1日でも、昨日の自分より必ず前に進んでる。
新人看護師の成長って、とてもわかりにくいです。
劇的じゃないからです。
昨日より2分早く動けた。
前より声が小さくならなかった。
報告の順番が少しだけ整った。
患者さんの表情を見る余裕が、昨日よりほんの少しあった。
こういう変化って、小さいです。
でも、小さいからこそ本物だったりします。
成長って、階段みたいに毎日きれいに上がるものじゃないんですよね。
どちらかというと、でこぼこの道に近いです。
少し進んで、ちょっと横にずれて、また進む。
その繰り返しです。
だから、今日つまずいたとしても、
それだけで「手前に戻った」とは限りません。
むしろ、前なら気づけなかったことに気づいているなら、それもあなたの変化です。
前なら流していたことを気にかけられたなら、それも積み上がりです。
完璧じゃない一日にも、ちゃんと意味がある。
新人の毎日って、そういう日でできているんだと思います。
そう思える材料を並べてみると、今日の見え方が少し変わりますから。


👩⚕️ 新人看護師としての「今日のあなた」へ|この【5つ】を毎日必ず思い出してください。
今日の自分を思い出したとき、
まず浮かぶのが失敗の場面でも、不思議ではありません。
新人看護師のころは、それだけ毎日が必死だからです。
でも、その日の自分を判定する材料は、それだけじゃないはずです。
1️⃣ しんどかったけど出勤した。
2️⃣ 患者さんに失礼なく向き合えた。
3️⃣ わからないまま流さなかった。
4️⃣ ちゃんとやりたかったからこそ、引っかかった。
5️⃣ 昨日の自分とは少し違っていた。
この「5つ」が、今日のあなたの中にひとつでもあったなら。
その日は、思っているよりずっと悪くないのかもしれません。
100点じゃない日もあります。
たぶん、たくさんあります。
でも、100点じゃない日を全部赤点にしていたら、
心のほうが先にヘトヘトになってしまいます。
だから、眠る前くらいは、
「今日も私なりに頑張った」
そう言ってあげてください。
では今夜、「あなたは何をひとつ握りしめて眠るのか」ってことです。

👩⚕️ 【必須】今日の「あなたなりの合格の理由」を、1つだけ拾ってから眠ろう。
今日のことを思い出して、
できなかったことが3つ浮かんだら、
そのあとで「踏ん張ったことを1つだけ」拾ってみてください。
大きなことでなくて大丈夫です。
☘️ ちゃんとあいさつした。
☘️ 逃げずに報告した。
☘️ 確認した。
☘️ 最後まで勤務した。
☘️ 患者さんの前で、雑にならなかった。
そのひとつが、今夜のあなたを守ってくれる。
僕はそんなふうに思っています。
そしてもし、明日の朝また気が重くても、
それでもスクラブに腕を通したなら、
その時点でもう、見えていない頑張りは始まっているのだと思います。
どうか今夜は、
「できなかった私」だけじゃなく、
「今日もちゃんと踏ん張った私」
のほうにも、ちゃんと目と心を向けてあげてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
執筆:認定看護師|ちびかん
(急性期総合病院の認定看護師/教育/研究・論文執筆に従事)
「臨床×研究の両輪」で、ベッドサイドで迷わない実践にこだわっています。

🏥 さいごに
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*️⃣ こんなこと書いてもいいのかな〜
など、なんでも大歓迎です (^-^)v
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