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アンスリウム(細菌感染)

我が家のアンスリウムが細菌感染により全滅の危機にさらされ、大変な目にあったが、そのときのことを記録しようと思う。


異変に気付いたきっかけ

アンスリウムだけ、葉が同じような枯れ方をし始めていることに気づいたのがきっかけ。
葉の縁から枯れこみが始まり、それが日に日に広がっていく。
水やりには気を使っているため、水切れによる乾燥からくるものとは考えられなかった。

根腐れを疑って、試しにいくつかの鉢から株を引っこ抜いてみるも、多少の根腐れはあれど致命傷になるほどとは思えなかった。



この妙な枯れ方が細菌によるものだとわかったのは・・・

ヤフオクで購入したアンスリウムが届いたときから様子がおかしかった。
葉に黄色い斑点がたくさんあるもの、葉の縁に妙な枯れこみがあるもの。

植物を配送してもらっている以上、多少の枯れや傷などはあるものだと思っているので気にしていなかったが、黄色い斑点だけはどうしても気になるためXに投稿してみたところ、病気ではないかとの意見をもらった。そこで、バリダシンに一晩漬けこみ、翌朝用土に植えた。

これで対処できたものだと思っていたが甘かった。
そもそも対処方法が間違っていたことがあとから判明する。
そして、今思えば、怪しい株は隔離しておくべきだった。


ものすごいスピードで次から次へと別のアンスにも

様子を見ているうちに信じられないくらいのスピードでアンスだけに同じ症状がみられるようになった。
同じトレーに置いているアンスだけでなく、ラックの別の段のアンス、なんなら1.3mくらい離れている向かいのラックのアンスにも。

不思議だったのは、この症状がみられるのはアンスだけだったこと。
これについては後ほど触れるとして。

何とかしなければと、ChatGPTを中心にネットで調べまくった。
おそらく細菌に感染していることは間違いないが、真菌に感染している可能性も捨てきれない。
しかし、どちらかわからない場合でもまずは細菌に感染している前提での処置をするべきであることがわかった。


アンスリウムが細菌に感染したときに効果のある薬剤

手持ちの薬剤は、ベンレートとバリダシン。
ChatGPTに「バリダシンとベンレートではどちらが細菌に効果があるか?」と聞いてみたところ、次のような回答。

どっちも効かないってことか!

次の質問。
「アンスリウムが細菌に感染したときに効果のある薬剤は?」

そこで、急いでAmazonでアグリマイシンを注文した。

アグリマイシンの効果についてはこんな感じ。

ただし、アンスリウムのような観葉植物に農薬として正式に登録されていないので、使用は自己責任。


アグリマイシンとともに細菌と戦う

アグリマイシンが届いてから、使い方を確認。

我が家はアンスだけで60鉢以上あるため、5分も10分も浸けておくのは難しい。浸け込んで置ける場所が限られているため、順番性になってしまう。
全部終わるのに何日かかるのかと考えたら、細菌の広がるスピードに追い付かないと判断し、アグリマイシンの希釈液を葉の表面、裏面、茎、鉢にドボドボと惜しみなくかける方法をとることにした。

仕事、家事、他の植物の世話、わんこたちの世話など、どうしても他にもやらなければならないことはあるわけで、睡眠時間をギリギリまで削っても、2日に渡って対応することになった。


アグリマイシンによる処理1回目の予後

アグリマイシン希釈液ドボドボ作戦から2日ほど経って、いくつかのアンスから新芽が出ているのを発見した。
動き出している!と安堵したが、油断はできない。

アグリマイシンで処理したあとは、5日後に2回目の処理を行うまで水やりはできないので、日々土が乾いていくのをハラハラしながら見ていたが、私の心配をよそに新芽が次々と出ては、新葉を開いていく。
そして、明らかに枯れがおさまってきた。

しかし、中には新葉が枯れてしまい、新葉の葉柄も枯れつつある株もある。
成長点がなくなってしまったら、もうこの子は復活できないのではと不安になる。
ChatGPTに相談してみた。

よし、わかった!
私は植物の生命力を信じる!
できる限りの手は尽くす!


アグリマイシンによる処理2回目

ジリジリしながら待っていた5日間。
アグリマイシンによる処理2回目を実施。
再び、睡眠時間を削る羽目になったが、この子たちを救う方が優先。

2回目の処理から2日経過して、3回目は必要なのかどうかChatGPTに聞いてみた回答がこれ。

なるほど、納得。
抗生物質的な働きをする薬剤だということは、耐性菌リスクがあるのは当然であり、またそれだけ強い薬剤であるということは植物自体に負担があるのも当然。


今後の管理と再発防止

3回目は必要ないということは分かったけれども、いつから通常管理に戻してよいのかなど、まだ不明なことはたくさん。
もう少しお付き合いください、ChatGPT。

なるほど。
次からは従前どおり、土が乾いたら水やりをしてよい。
それ以外も全部今までのアンスの栽培環境を維持していれば問題ないということがわかった。

もう二度とこんなパンデミックが起きてほしくないので、ベンレートによる予防的な葉面散布もたまにはした方がよさそう。


ところで、なんでアンスリウムだけ??

我が家には、アンスリウムの他に、アロカシア、フィロデンドロン、アグラオネマ、シンゴニウム、カラジウムなど、他にも多くの植物があり、置き場所の問題で、1つの植物をひとかたまりにして置いているわけではない。
ラックの同じトレー内でアンスの隣にアロカシアが置いてあったり、アグラオネマが置いてあったりする。

それなら、他の植物にも同じ症状が見られても不思議ではないはずなのに、アンス以外の植物は元気いっぱい。
枯れるどころかどんどん育っているのを不思議に思った。

完全に相談相手になっているChatGPTに聞いてみた。

なるほど、「宿主特異性」というものがあり、今回のパンデミックはそもそもがアンスリウムを宿主とする細菌に感染したアンスリウムが持ち込まれたことが原因だったということか。

もう少し詳しく知りたい。
「Erwinia carotovora(現Pectobacterium)」について。

うーん、今回の症状には当てはまらない気がする。

次。「Xanthomonas axonopodis pv. dieffenbachiae」について。

どっちかというと、こっちの方があてはまりそう!

そして、アンスリウムは構造上、細菌に弱いらしい。


まとめ

アンスリウムは構造上、細菌感染にとても弱い性質を持っているため、様子がおかしいと思ったら、まずは細菌感染を疑い、細菌を死滅させる処理をする。
早期発見、早期対応が重要だということが骨身にしみてわかった。

日ごろからの細菌感染予防についても重要なポイント。

  • 傷をつけない

  • 清潔な用具を使う

  • 風通しをよくしておく

  • 適切な水やり

  • 新規のアンスリウムはしばらく隔離する

  • 株を健康に保つ

  • 予防的にベンレートやバリダシンの葉面散布

  • 細菌感染が疑われる場合はすぐに隔離し、処置をする

とにかく「植物を弱らせない」「細菌を持ち込まない」「細菌を広げない」

初心者がアンスリウムの細菌パンデミックに悪戦苦闘した話。
このあとも油断せず、見守っていきたい。


補足:
何とか細菌感染から救い出したアンスリウムのその後の処置

こちらの記事にまとめた。
必要があればご参考までに。


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