冒険の章 第3話 最初の技術テーマに挑む
Quest002 資源・エネルギー安全保障
Quest001では、「手書きを日常化する」という最初の一歩を踏み出しました。
今回は、いよいよ最初の技術テーマに挑戦します。
テーマは、
**「資源・エネルギー安全保障」**です。
なぜ、このテーマから始めたのか?
この頃、ニュースでは毎日のように
・中東情勢
・ホルムズ海峡封鎖
・原子力発電所の再稼働
といった話題が流れていました。
私は化粧品メーカーで品質管理の仕事をしています。
「これは化学部門の技術士二次試験でも、きっと重要になる。」
そう思ったことが、このテーマを最初に選んだ理由でした。
実際に調べてみると…
多少の予備知識はあったものの、
技術士論文は
①背景
②現状
③自社業界での取り組み
④技術者としての取り組み
⑤今後の課題
という流れで整理して書こうと決めていました。
そのためには、まず情報を正しくインプットする必要があります。
そこで最初に手に取ったのが、
**環境省が発行している「環境白書」**でした。
技術士論文では、社会課題や最新動向を踏まえて考えることが重要です。
まずは国がどのような課題を認識し、どのような方向性を示しているのかを確認することから始めました。
調べていくと、
・発電方法の多様化
・資源循環
・レアメタル回収
・水素やアンモニアなどの次世代燃料
など、
社会全体でさまざまな取り組みが進められていることが分かりました。
書き終えてみて
600字の論文を手書きで書き上げた後、パソコンで文字起こしを行い、チャッピーに添削をお願いしました。
その内容を反映して完成版の論文を作成します。
今回まとめた「資源・エネルギー安全保障」の内容を、1枚のイラストに整理するとこんなイメージになります。

一番驚いたこと
でも、一番驚いたことは別にありました。
「資源・エネルギー問題は、自分の仕事とつながっていた。」
ということです。
今年に入ってから、
私は品質仕様書の作成や、
原料メーカーとの調整、
ガスクロによる微量分析など、
以前より技術的な仕事を任せてもらえるようになりました。
そして気付いたのは、
これらは単なる品質管理の仕事ではなく、
持続可能なものづくりを支える技術者の役割そのものだということです。
代替原料を採用するとき、
各検査項目はどのように設定するか。
最終製品の品質をどうやって維持するか。
情勢変化が激しい中で安定供給をどう実現するか。
省人化・省エネルギーで検査するにはどうすればよいか。
これらも資源・エネルギー問題の一部なんだ。
そう気付いた瞬間でした。
ニュースで見ていた世界と、毎日向き合っている品質管理の仕事が、一本の線でつながった瞬間でした。
もう一つ、大きな気付き
実は、このテーマを書き終えたとき、
技術的な内容以上に嬉しかったことがあります。
それは、
「この勉強法なら続けられる。」
と思えたことでした。
結婚してから自由時間は減りました。
学生時代のように、参考書を何時間も開いて勉強する生活は難しくなっています。
でも、
25分だけ手書きをして、
その後パソコンでまとめる。
このやり方なら、
仕事や家庭と両立しながら続けられそうだと感じました。
さらに、
この勉強法は技術士試験だけでなく、
仕様書作成や他部門との調整など、
今の仕事にも必ず役立つ。
そんな実感もありました。
「正しい方向に努力できている。」
初めて、そう思えた瞬間だった気がします。
今日の学び
資源・エネルギー問題は、
エネルギー会社だけの課題ではありませんでした。
品質管理、
研究開発、
調達、
製造、
すべての技術者につながるテーマです。
そして私にとっては、
ニュースで見ていた社会課題と、
毎日の仕事がつながった、
記念すべき最初のテーマになりました。
今日の経験値
⚡ 資源・エネルギーへの理解 +20
🧪 品質管理とのつながり +20
📚 技術士らしい考え方 +15
❤️ 「正しい方向に努力できている」という実感 +30
Quest002 Complete!
次回予告
次回は、
Quest003「グリーンエネルギー・GXに挑む」
テーマ002を書いて初めて気付いた、
「骨子を書ければ、論文は驚くほど書きやすくなる。」
そんな発見について書こうと思います。
