【短編物語】本日の現場うた(風花目線の指差呼称) #青ブラ文学部
山根さん、企画に参加させてください☺️。
●今回のお題…「指差呼称」
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お仕事をするにあたり、いろんな工場に出入りさせてもらっておりますが……それぞれの工場に、それぞれのカラーがあるなと思います。
工場内のあちらこちらに、職員による標語が提示されていたり。
ご家族のポスターが貼られていたり。
『つぎの人のために、トイレに思いやりを』でおなじみのトイレジャパンさんのポスターが個室ごとに貼ってあったり。
職員さん達が、清掃したり植木の剪定するなど、美化活動に力を入れている工場も見かけます。
でも。
どの現場でも目にするのは、『指差し呼称』かな。
道路を横断する時に、止まって左右の確認をする。
そんな従業員さんは多いです。
私たち作業員も、もちろんします。
道路の横断だけでなく、機械を動かす時に計器を見て呼称を行う。
そんな作業員さんばかりです。
まぁ……声や動作の仕方も、工場のカラーや業者による気もしますが。
そんなある日の現場で「◯◯ヨ〜シ!」と、大きな声で合図をしてから道路を渡る作業員さんを見かけました。
やっているからこその感想ですが……危険回避のために必要なことだと頭ではわかっていても。
なかなか、毎回声を出すって、面倒だったり恥ずかしかったりするのです。
だから正直、すごいなと思いました。
どうでも良い余談になりますが……。
大元の名前は『指差呼称(ゆびさしこしょう)』と読むそうです。
企業によって、そこもカラーが出るようで。
指差唱呼(ゆびさししょうこ)
指差称呼(ゆびさししょうこ)
指差喚呼(しさかんこ)
とか、いろいろな呼び方もあるそうです。
ちなみに、安全標語として「ポケテナシ」を独自ルールの合言葉に掲げている、某企業があるのですが。
ポ……ポケットに手を入れない
ケ……携帯、スマホを見ない
テ……階段の昇り降りは手すりを持つ
ナ……斜め横断をしない
シ……指差呼称の徹底
ここの指差呼称の箇所だけは、あえて『しさこしょう』と呼ぶのだとか。
ーーほんと、どうでもいい知識が増えていくなぁ……。
そんなことを思いながら、真面目そうな作業員さんを見送りました。
「ちゃんとやっててすごいな……」
思わず呟いたら、夫にため息をつかれてしまいました。
「風花さ……講習受けただろ?あれ、指差呼称だよ。KY(危険予知)の目標でも、たまに出てるじゃん」
夫よ……そういうことを言ったわけではないのですよ。
そんな基本的なことは、とっくに骨身に染みついているのです。
山根さん、ありがとうござます☺️
天野さん、ありがとうございます😊
