見出し画像

サンゲツでは物足りない人へ。建築士おすすめ輸入クロス

こんにちは。一級建築士で、現在家づくり中のムギです。

今回は少し気分を変えて、子ども部屋のクロスについて考えてみました。

家づくりを進める中で、サンゲツやリリカラなど国内メーカーのカタログはひと通り見てきました。もちろん素敵なデザインはたくさんあるのですが、「もう少し個性的なものはないかな?」と思い始めたんです。

そこで気になったのが輸入クロス

海外ならではのデザインは、見ているだけでも楽しいものばかり。

今回は、その中でも「これはかわいい!」と思ったメーカーをいくつかご紹介します。


① TECIDO

王道の輸入クロスといえば、まず名前が挙がるのがTECIDOではないでしょうか。ヨーロッパを中心とした世界各国の壁紙を取り扱っており、エレガントなデザインからモダン、ナチュラル、アート性の高いものまで、幅広いテイストが揃っています。

2024年10月には、TECIDOの壁紙卸売事業がマナトレーディングへ承継されました。現在は、TECIDOの商品もマナトレーディングの東京・大阪ショールームで展示されているため、さまざまな輸入クロスを一度に見比べることができます。

また、壁紙だけでなく、カーペットや照明、モールディングなどのインテリアアイテムも取り扱っているため、空間全体をトータルコーディネートできるのも魅力です。輸入壁紙ならではの繊細な色使いや豊かな質感は、日本の量産クロスではなかなか表現できない存在感があります。

価格は国産クロスより高めですが、「壁を主役にした空間づくり」を楽しみたい方には、ぜひ一度カタログを手に取ってほしいメーカーです。

② WALPA.jp

TECIDOに比べると、もう少しカジュアルで遊び心のあるデザインが多い印象です。北欧テイストやボタニカル柄、ポップなデザイン、ヴィンテージ調まで幅広く取り揃えられており、見ているだけでもワクワクします。

世界各国の輸入壁紙を取り扱っているだけでなく、貼ってはがせる壁紙DIY向けの商品も充実しているため、「まずは一面だけアクセントクロスに挑戦してみたい」という方にも人気があります。

個性的なデザインが多い一方で、意外と空間になじみやすい柄も豊富なので、リビングやトイレ、書斎、子ども部屋など、アクセントクロスとして採用すると空間の印象がぐっと変わります。

輸入クロスを検討している方は、ぜひ一度チェックしてほしいメーカーです。カタログや施工事例を眺めているだけでも、「こんな家にしたい」というイメージが膨らむと思います。

子ども部屋向けのコレクションは、ユニコーンや動物、やさしいパステルカラーのデザインが豊富で、4歳の娘が喜びそうな柄ばかり。思わず「これかわいい!」と親のほうが夢中になってしまいました。

③  トミタ(tomita)

輸入壁紙好きなら、一度は見ておきたい老舗インテリアブランドです。1923年創業の歴史があり、世界各国の高級壁紙やファブリック、家具などを取り扱っています。

クラシックで重厚感のあるデザインから、洗練されたモダンデザインまでラインナップは非常に豊富です。ホテルや商業施設、ハイエンドな住宅で採用されることも多く、「本物志向」のインテリアを目指したい方にはぴったりのメーカーです。

価格帯はやや高めですが、輸入壁紙ならではの質感や色彩、存在感は唯一無二。壁一面に採用するだけで、空間の印象を大きく変えてくれます。輸入クロスならではの上質な空間づくりを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

北欧好きにはたまらない、かわいい壁紙も多く、「あれもこれも採用したい!」と思ってしまいました。

④ who

個人的に気になっているメーカーです。輸入クロスではありませんが、日本のメーカーならではの高い品質を保ちながら、イラストレーターやアーティストの作品を壁紙として楽しめます。

どのデザインも本当に美しく、見ているだけでワクワクするクロスばかりです。 

⑤ 国産メーカーで輸入クロスを楽しみたいなら

輸入クロスは魅力的ですが、「施工や品質が少し不安…」という方もいると思います。そんな方には、リリカラのV-ウォールがおすすめです。ウィリアム・モリスのデザインを国産メーカーで採用できるため、安心感がありながら輸入クロスの雰囲気を楽しめます。単色シリーズも色合いが美しく、組み合わせ次第でぐっと洗練された空間になります。

海外クロスの注意点

海外の壁紙はデザイン性が高く、とても魅力的です。一方で、日本のビニールクロスとは異なり、本当に紙だけでできた薄い製品も多くあります。

そのため施工性があまり良くなく、下地の凹凸を拾いやすいため、仕上がりに影響が出ることもあります。採用を検討する際は、施工会社と事前によく相談しておくと安心です。

また、サンプルの取り寄せにも時間がかかる場合があります。その点、日本メーカーは翌日には届くことも多く、改めてその対応の早さは素晴らしいと感じました。

輸入クロスは、カタログだけでは質感や色味が伝わりにくいため、ショールームで実物を見るのがおすすめです。サンプルも取り寄せて、自然光と照明の両方で確認すると失敗が少なくなります。

色の見え方にも注意

壁紙は「面積効果」によって、面積が大きくなると見え方が変わります。明るい色はより明るく鮮やかに、暗い色はより暗く重厚な印象に感じられるため、小さなサンプルだけで判断すると完成後のイメージと異なることがあります。
気になる壁紙はできるだけ大きなサンプルを取り寄せたり、ショールームで実物を確認したりするのがおすすめです。

家づくりでは悩むことも多いですが、好きなデザインを探す時間もまた楽しいもの。気になる方は、ぜひカタログやショールームで実物を見ながら、お気に入りの一枚を探してみてください。


いいなと思ったら応援しよう!