〈雪解けの恋。〉
君と生きたいと願った先にはもう
君には触れられないと知る
平凡の中にありのままで佇みたいと
願う毎日の中で
ふと君に触れてしまった
温かくって優しくて
だけどどこかに空虚さを感じました
共鳴してしまっては戻れないと知りながら
手を伸ばしたの
絡みつく都会の視線の先のように
彼の目先にも様々な欲望が渦巻いている
誰かが近寄るとそっとその場を立ち去り
席を譲る君もいる
手を伸ばせば、かすかに届く距離に君がいる
同じ色をしていたの
だから寄りそうだけで十分だったのに
どうしても私の欲望が双糸が甘撚りするように
その好奇心に触れてみたいと願ってしまったの
ごめんなさい.君はどう想ってるの?
なんてとても聞けないから
私の中の寂しさをひとつだけ置いていきます
雪が溶ける前に必ず触れてと誓いながら
おわり.
触れたら最後、戻れない。それでも、あなたに触れたい。儚い想いを綴りました。#note
