ぼくの寂しさも きみの寂しさもたった一夜で
消費されてしまうようなものにしてほしくないです
ここまで泣き喚く心を引きずりながら
見てきたいくつもの景色があったでしょう
言えないことも 言いたいこともあったでしょう
たくさんの過去を抱えて ここまできたんでしょう
繰り返しの底で紡いだ 声にならない叫びは
心臓の冷たい奥底で 消えない痛みを纏った結晶を
ひっそりと育てている
それはどこまでも透明で孤独な寂しいきみの鉱石
それでもなお 光を放とうとする強く美しいきみの鉱石
ぼくはそんなものが 本当にある気がしてならないんです