時計修理士だけが知っている、高級時計選びの「地雷」──修理の現場見てきた失敗例と、買う前に必ずやるべきチェックリスト
こんな時計が、修理に来ます。
「半年前に中古で買ったんですが、急に動かなくなって」
「並行輸入で安く手に入れたんですが、すぐ止まってしまって」
「オーバーホール済みって書いてあったのに、なんかおかしくて」
こういう話をよく聞いてきました。
正直、毎回思います。
「買う前に少し調べていれば、こうならなかったのに」って。
悪意があって騙された人ばかりじゃない。
むしろほとんどは、知らなかっただけだと思います。
だから書くことにしました。
時計屋でもメーカーでもなく、修理の現場で現物を触り続けてきた人間が知っていることを。
この記事を読むと分かること
✅正規店・並行店・中古店、修理士から見た「本当の差」
✅見た目では絶対に分からない劣化のパターン
✅「オーバーホール済み」表記の抜け穴
✅偽物・修理歴隠しの見分け方
✅買う前の5分チェックリスト
✅買った後すぐやること
以前、こんな時計が持ち込まれました。
メルカリで15万円で買ったという機械式時計。
出品ページには「オーバーホール済み・美品・即使用可能」と書いてあったらしい。
裏蓋を開けた瞬間に分かりましたが、オイルが完全に固着しており、どう見ても10年以上手が入っていない状態でした。
持ち込んだ人に「いつオーバーホールしたか確認しましたか」と聞いたら、「してないです、書いてあったので信じました」と言っていた。
結果、修理費で4万円。
15万円の時計が、実質19万円になったんです。
これが「知らないこと」のコストです。
1️⃣正規店・並行店・中古店、修理士から見た本当の差
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