自責の念とどう向き合うか —— 大河ドラマ『豊臣兄弟!』第29話を観て。
<超かんたんなあらすじ>
光秀討伐へ。
信澄が裏切っていたと知ったときの兄弟の気持ちは、
後悔だったのでしょうか。
信澄を許してあげてほしいと宴を開いたのに、
それが間違っていたのかもしれない。
それがなければ信長は生きていたのかもしれない。
わたしならめちゃくちゃ後悔して、
つらくてつらくて仕方ないような気がします。
……と、そんなことを思っていたら、
秀吉が同じことを考えて泣いていました。
(それを観たわたしももらい泣き)
信長が大好きで、光秀も嫌いじゃなくて、
それでも戦わなければいけない時代。
割りきって進んでいく心の強さも必要なんですよね。
だけどまたひとつ悲しい別れが。
小一郎の子どもである与一郎が、
信孝をかばうために傷を負い、
それが原因で亡くなってしまいます。
跡目を狙った信孝の行動が、
与一郎の命を奪うことに。
信孝は「上に立つ者」と
自分のことを言っていましたが、
上に立つ者にまず必要なのは
冷静な判断力だなーと思いました。
信長は怖い人ではありましたが、
そういう判断力にはずば抜けていましたよね。
秀吉も、光秀への怒りに燃えている中でも
冷静に努めようと判断していた。
自分が冷静でいることって、
周りのためにもなるんだなぁ
と信孝から考えさせられたりしました。
秀吉は信長を、
小一郎は与一郎を。
それぞれ自分の言動のせいで失ってしまったと
自分を責めた29話。
29話は自分の言動の結果をどう受け止めるか、
ということがテーマのひとつにあったように思います。
自分の一言で
誰かの結末を変えてしまったかもしれない。
最悪の事態を招いたかもしれない。
そんな後悔で自分を責めてしまうとき。
そこまで大きな後悔でなくても、
小さなものはこの時代にもありますよね。
あのときあれを言わなければ。
あれをしなければ。みたいな。
自分を責めるのは仕方のないことで、
だけどそれを自分の責任だと受け止めた上で、
自分を責めすぎないことが
大事なのかなーなんて考えました。
責めちゃうのは仕方ないし、
だけど同時に
それは思い上がりだと(光秀が言ったように)
思うんですけど、
でも、それだけ自分にとって大切な人だった。
だから自分にも責任はある。
関わった以上、無責任なわけではない。
それでも……だからこそ
あなたを忘れずに進んでいきます。
みたいな感じでしょうか。
まぁ、その匙加減が難しいんですけど。
だからこそ、そういうときに話を聞いてくれる人が
身近にいることは強いですよね。
そして素直に吐き出せる自分でいることも
大事なことなのかも。
そうやって吐き出しながら、支え合いながら、
人は前に進んでいくのかもしれません。
さてさて。
与一郎を失い、悲しみに暮れる小一郎に、
秀吉は信長の跡を継ぐ決意を伝えます。
もう大切な人を失わないように。
そんな世の中を作りたいという誓い。
今の流れでいくと、
信孝と信雄のどちらかが信長の跡を継ぐか、
もしくはふたつに別れるか。
そんな感じになっていますが、
ここからどう秀吉が天下を目指していくのか、
ドラマの流れを楽しみにしていこうと思います!
※第28話の感想はこちら。
↓ ↓ ↓
いいなと思ったら応援しよう!
もよろしければ応援いただけると嬉しいです!
