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いろんな気持ち —— 大河ドラマ『豊臣兄弟!』第9話を観て。

『豊臣兄弟』第9話は「竹中半兵衛」回。
竹中半兵衛、いいキャラでした。

<簡単なあらすじ>
美濃へ行く兄弟。
目的は竹中半兵衛を仲間に引き入れること。
でも一筋縄ではいきません。
そんななか、斎藤家重臣である安藤守就が
兄弟に近づきます。
信長はその状況を見て斎藤龍興のいる
稲葉山城を取り囲み……。

そんな第9話。
わたしの泣きポイントは次の2つでした。


1.弟を想う兄の気持ち

直を失った小一郎は気丈に振舞っていました。
だけど藤吉郎は、
無理をしている小一郎の心の内を見抜いて、
小一郎の糸が切れないようにと
彼なりにいろいろと考えを巡らせています。

藤吉郎だけなんですよね。
小一郎のギリギリを見抜いているのって。
藤吉郎はただのお調子者ではなくて、
人をよく見て、人をよく理解しようとする人。
それがただの直感なのか、
それとも意図的にそうしているのかは
分からないですけど。

小一郎を心配していることを悟られないように、
でもとても心配している藤吉郎の様子に
胸を打たれました。


2.心折れそうな小一郎を救った意外な人物

直に語り掛けながら悲しみに暮れる小一郎を
救った意外な人物。
それは直のお父さんでした。

お父さんと小一郎のどっちがよりつらいか、
なんてことは比べるものではないと思いますが、
お父さんだって
大事にしていた娘を亡くしたのだから
小一郎に負けず劣らずつらいはずです。

でもそのつらさを押し隠して
小一郎を思いとどまらせた。
それは小一郎のためというよりは、
直のためだったのでしょう。

最後、お父さんに頭を下げる藤吉郎にも
込み上げるものがありました。


今回は、直亡き後の小一郎の気持ちに
フォーカスした回だと感じました。

小一郎を心配するそれぞれの気持ちと、
直の気持ちと、
残されても生きていく人たちの気持ち。

いろんな気持ちに触れた第9話。

人はひとりで生きているわけじゃなくて
たくさんの関わりのなかで生きている。
それが今はいない人でも。
わたしは生かされているんだな、って
そんなことを思いました。


※第8話の感想はこちら。
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