レールの上じゃなくてもいい ― あの時、娘に伝えられなかったこと ―
一つの「スキ」から、
思いがけないつながりが生まれました。
Noteで記事を書き、
誰かが読んでくれる。
その小さな出来事が、
こんなにも深く心を動かすことがあるのだと、
あらためて感じています。
そしてその出会いは、
私の中にずっと残っていた
ひとつの後悔を呼び起こしました。
■ 一つの「スキ」から始まったつながり
先日、私の書いた
「点と点がつながるとき」の記事に
スキをつけてくださった方がいました。
気になってその方の記事を読みにいくと、
自己紹介の記事に心が惹かれました。
そこに書かれていたのは、
うつで会社を退職し、
新しい道を模索しているということ。
さらに読んでいくと、
スティーブ・ジョブズの言葉を引用した記事もあり、
その内容にも深く共感しました。
思わずコメントを書きました。
■ 心が動かされた言葉
その方の記事の中に、
こんな言葉がありました。
「レールから降りて、ゼロから新しい道を創る」
その言葉を読んだとき、
私の心は強く揺さぶられました。
そして、
ある記憶が一気に蘇ってきたのです。
■ 娘のことを思い出した瞬間
「ああ…」
娘に、
この言葉を伝えてあげられなかった。
そう思った瞬間、
胸の奥にあった想いが溢れてきました。
やんちゃだった息子と違い
娘は、小さい頃から優等生でした。
大学受験の失敗以外
大きな挫折もなく、
自分の道をしっかりと歩いてきた子でした。
周りの友達も挫折知らずで
順風満帆の人生を歩いている子が多かった。
けれど、だからこそ、
うつで会社を辞めたとき、
35歳。
仕事だけでなくプライベートでも
結婚・出産と人生のステージが変わる時
周りの友達は順調に進んでいるのに、
自分だけが取り残されたような気持ち。
もどらなきゃ・・!
置いてかれる・・。
もう一度、元の場所に戻らなければいけない。
そう思い詰めていたように見えました。
■ あの時、伝えられなかったこと
もしあの時、
「レールに戻らなくてもいいんだよ」
「そもそも、決められたレールなんてないんだから」
そう伝えることができていたら——
結果が変わったかどうかは分かりません。
でも、
その言葉をかけられなかった自分に、
今も後悔が残っています。
■ だから、今伝えたい
だから私は、
その方にこう伝えました。
「その生き方を応援しています」
「レールから降りて、ゼロから新しい道を創る」。
この選択肢が現実として確かに存在することを、私自身のこれからの歩みと発信を通じて、しっかりと形に残していきたいと、いただいた言葉を読んで改めて強く思いました。」
こんなコメントが返ってきました。
私の言葉を、
とても真摯に受け取ってくださったことが、
胸に沁みました。
■ Noteで生まれるもの
一つのスキから、
こんなにも深いつながりが生まれる。
それが、Noteの持つ力なのだと感じています。
そして同時に、
あの時伝えられなかった言葉を、
今、誰かに届けることができるのだとも思いました。
■ 読んでくださっているあなたへ
もし今、
「レールから外れてしまった」
そう感じている方がいたら
どうか、思い出してください。
「レールに戻らなくてもいいんです」
「そもそも、決められたレールなんてないんですから」
人生に、
決められたレールなんてありません。
自分で選び、
自分でつくっていく道もあるのです。
そしてその道は、
決して間違いではありません。
