「Giver Land」制作日記 Day16 | ここにいてくれてありがとう
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今回は絵本『Giver Land』の16ページ目。
最後のアトラクションで描かれるのは、
助けることでも、
頑張ることでもなく、
ただ「存在」を認める体験です。
最後のアトラクション
建物に書かれた「存在の肯定」
これまでの
譲りあい、導き、感謝、感動とは、
少し質が違います。
現れたのは、特別なことをしていない友人
何かをしてくれるわけでもない。
問題を解決してくれるわけでもない。
でも、
そばにいるだけで安心できる存在。
「ここにいてくれて、ありがとう」

タダシは、
心からそう伝えます。
成果も、条件も、評価もない言葉。
存在そのものに向けた感謝です。
その一言で、
相手の目が潤みます。
そして、
こう返します。
「そんなふうに言われたの、初めてだな」
この一言が、
私たちの社会の現実を突きつけます。
人は、
何かをしたときは褒められても、
「存在そのもの」は、
ほとんど肯定されていない。
言葉は人を立ち上がらせる
タダシは、
はっきりと実感します。
言葉には、
人を救う力がある。
認められることが、
人を立ち上がらせる。
何かを与えなくても、
何かを成し遂げなくても。
なぜか胸が苦しくなる
同時に、
タダシの胸は、ぎゅっと締めつけられます。
タダシは、
気づき始めています。
自分自身もまた、
誰かに、
「ここにいていい」と
言ってほしかったのだと。
次回もお楽しみに。
