「深夜2時のエレベーター」制作日記 Day7|真夜中の検証
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今日は7ページ目。
物語は
修一が自分の目で真実を確かめようとする夜を描きます。
■ 深夜二時を待つ
その夜。
修一は自分の目で確かめることにしました。
午前一時五十分。
1階の管理室で
時計と防犯モニターを交互に見つめます。
住人たちは眠りにつき
建物全体が
まるで深い海の底へ沈んでしまったような静けさに包まれていました。
時計の針だけが
ゆっくりと二時へ近づいていきます。
■ 何も起こらない
一時五十九分。
修一はエレベーターの前へ立ちました。
胸の鼓動だけが
静かな廊下に響いているように感じます。
そして――
午前二時。
秒針がぴたりと重なります。
しかし何も起こりません。
一分。
二分。
三分。
待ち続けても
エレベーターは静かなままでした。
■ 映っていたもの

修一は試しに
呼び出しボタンを押してみます。
いつもどおり
扉は静かに開きました。
中には誰もいません。
鏡に映っていたのは
眠そうな表情を浮かべた
自分自身だけでした。
結局その夜
不思議な出来事は一つも起こりませんでした。
翌日。
修一は住人たちに静かに伝えます。
「異常は確認できませんでした。」
その言葉に
住人たちは少し安心したような表情を見せました。
けれど修一の胸の奥には
拭いきれない違和感だけが残っていました。
防犯カメラで見た映像は
いったい何だったのか。
7ページ目は、「何も起こらないこと」の不気味さを描いています。
明日もどうぞお楽しみに。
