「Giver Land」制作日記 Day4 | 見失ってしまったもの
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今回は絵本『Giver Land』の 4ページ目、
タダシの中に積もっていた「過去の記憶」が、静かに浮かび上がってくる場面のご紹介です。
ふいに蘇る、失敗の記憶

何か特別なきっかけがあったわけではありません。
それでも、ふとした瞬間に、
過去の記憶は心の表面に浮かんできます。
挑戦して、うまくいかなかったこと。
期待して、裏切られたこと。
思い出したくなくても、
自分の中ではまだ整理されていない出来事たち。
「まだ足りない」という呪文
「もっと頑張らなきゃ」
「まだ足りない」
この言葉は、
タダシを動かし続けてきた原動力でもあります。
けれど、
どこまで行っても終わりが見えない
何かがずれている。
原因は分からない。
正解も見えない。
それでも、
今まで信じてきたやり方が、
自分に合っていないかもしれない——
そんな予感だけが残る。
深く、静かな眠りへ
そして物語は、
タダシの「眠り」で締めくくられます。
これは、単なる休息ではありません。
考えることをやめ、
抵抗することもやめ、
一度すべてを手放す時間。
Giver Landにおいて、
眠りは、意識の次の層へ進むための入口です。
タダシはこの夜、
自分でも気づかないうちに、
現実と別の世界の境界線へと近づいていきます。
次回もお楽しみに。
