「Giver Land」制作日記 Day6 | 約束の場所
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今回は絵本『Giver Land』の 6ページ目、
物語のタイトルでもある 「Giver Land」 という名前が、
はじめてはっきりと姿を現す場面のご紹介です。
夢の中の世界を歩いてきたタダシは、
ついに、ひとつの大きなゲートの前に立ちます。
目の前に現れる、大きなゲート

ただ、
大きなゲートがあり、
そこに名前が書かれている。
Giver Land。
テーマパークとして見れば、
少し大げさで、
どこか胡散臭くも感じられる設定です。
それでも、
タダシの心には、拒否反応が起きません。
「一度入った者はずっと幸せな人生を送れる」
冷静に考えれば、
あまりにも都合のいい言葉です。
疑って当然。
怪しいと思って当然。
けれどタダシは、
その言葉に引っかかることすらしません。
それは、
頭で判断していないから。
この場面では、
理性よりも感覚が優先されています。
怖くない理由
普通なら、
未知の場所は怖いはずです。
でもタダシの胸にあったのは、
不安ではなく、安堵でした。
「やっと来た」
この感覚は、
Giver Landという物語の核心に触れています。
ずっと探していた答えに、
ようやく近づいたときにだけ生まれる感覚。
光に包まれて、ほどけていく心
ゲートをくぐる瞬間、
タダシは光に包まれます。
これは、
何かを得る演出ではありません。
むしろ、
余計なものが、少しずつほどけていく描写です。
・頑張りすぎていた自分
・守るためにつくった鎧
・疑い続けてきた思考
それらが、
無理なく、自然に緩んでいく。
心がほどけ、
力が抜け、
ようやく本当の意味で立てる場所。
タダシはこの瞬間、
夢の中でありながら、
これまでで一番「自分」に近づいています。
次回もお楽しみに。
