「不思議な鏡」制作日記 Day5|不思議な贈り物
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
※昨日の投稿で画像の貼り付けができていなかったため、修正しました。
失礼いたしました。
今日は5ページ目。
不思議な訪問者との時間は、
思いがけない形で終わりを迎えます。
■ 別れ際のプレゼント

帰り際だった。
その人は静かに立ち上がると
小さな包みをユウへ差し出した。
「お礼です」
突然のことに
ユウは少し戸惑う。
相談を受けた側から
プレゼントをもらうことなどほとんどない。
「これは真実の鏡」
その人は穏やかな声で言った。
「真実の鏡?」
ユウは首をかしげた。
聞いたことのない名前だった。
その人は静かに頷く。
まるで当たり前のものを説明するように
落ち着いた表情を浮かべていた。
■ 鏡が映すもの
「この鏡はあなた自身を映します」
ユウはますます不思議そうな顔になる。
するとその人は続けた。
「ただし、外見ではありません」
「あなたが本当に見ようとしたものだけを映します」
その言葉はどこか謎めいていた。
意味が分かるようで
よく分からない。
けれどなぜか
心に引っかかる。
■ 雨の向こうへ
ユウが何かを聞き返そうとしたときには、
その人はすでに扉へ向かっていた。
「待ってください」
そう声をかける間もなく、
その人は雨の中へと歩き出す。
傘も差さず
静かに。
そして気づけば
灰色の雨景色の中へ消えていった。
部屋に残されたユウは
手元のプレゼントを見つめた。
しばらくして
ゆっくりと包みを開ける。
中に入っていたのは、
一つの手鏡だった。
どこにでもありそうな鏡。
特別な仕掛けがあるようにも見えない。
それなのに――
なぜか目を離せなかった。
ユウは呆然としながら
その鏡を見つめ続けていた。
5ページ目は、
「不思議な旅の入り口」を描いています。
人生を変えるきっかけは
最初はとても普通の姿をしていることがあります。
この手鏡もまた
ユウにとって大きな変化の始まりになろうとしていました。
次回もお楽しみに。
