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☀️ メガソーラーは、いま誰を支え、これから誰が責任を負うのか #161

宇久島のメガソーラー事業をめぐる構図は、とても示唆的だ。
賛成しているのは、畜産農家の人たち。反対しているのは、島の外から移住してきた人や自然を守りたい人、そして佐世保漁業組合のトップである。

一見すると立場が逆のようにも見える。
だが、よく考えると理由ははっきりしている。

畜産農家にとって、この事業は向こう20年ほど補助金や経済的支援が続く仕組みになっている。目の前の経営を考えれば、賛成するのは自然な判断だ🐄💰。実際、現在の畜産業は好調だと言われている。

一方で、漁業や自然環境に関わる人たちは、もっと長い時間軸で島を見ている。
森林伐採、土壌流出、海への影響。これらは短期的な補助金では取り戻せない🌊🌳。

さらに、この事業の経緯は重い。
佐世保漁業組合のトップは、かつて外資系企業と共にメガソーラー事業を進めた当事者だった。しかし計画は途中で断念され、外資系企業は撤退。事業は九電工に売却され、結果として九電工が“尻拭い”をする形になった。

この流れは、日本各地の再エネ事業が抱える問題を象徴している。
外資が入り、採算が合わなくなれば撤退し、最終的な責任は国内企業や地域が引き受ける。

では、この先どうなるのか。

補助金が続く20年は、畜産業は安定するだろう。
しかしその先はどうだろう。
パネルの老朽化、撤去費用、土地の原状回復、自然への影響。
それらを引き受ける主体は、今はまだはっきりしていない。

メガソーラーは、今を生きる人にとっては「救い」になるかもしれない。
だが、永続する産業ではないこともまた事実だ。

問いはこうだ。

この事業は、
「いまの暮らし」を支えるために、
「未来の島」を差し出していないだろうか。

誰が悪いわけでもない。
だからこそ、この問題は簡単に割り切れない。
エネルギーの選択とは、結局、どの時間を生きるかを選ぶことなのだと思う。

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