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サンパウロの風

 歌志内市郷土館に、北海道の大学に留学中のブラジル人のお客様がやってきた!日本語ペラペラだったけど、久しぶりにネイティブ・ブラジル人のポルトガル語を聞いて、胸が絞めつけられるような懐かしさ。
まず、歌志内市の「かもい岳」に行って、細長い川に沿ってまちがあることを見てきたという。南米大陸最大の大都市サンパウロの人から見たら「箱庭」であろう。なにしろ日本一ちいさな市なのだから。

歌志内市彼女たちが、はたして炭鉄港の産業遺産に興味を持つだろうか?と思ったのだが、二人とも興味津々。一緒に炭鉱で働く仲間が親分子分の契りを結ぶ「友子」という制度に興味を示す・・自分が事故で死んでも残された仲間が家族の面倒をみるよ、という究極の互助組織。家族のきずなが強いブラジル人にとって、興味深い制度なのだろう。
同じく炭鉱の「救護隊」(事故が起こった時に、仲間を助けに行く訓練を受けた人たち)の心得にも関心があったようだ。
そして実際に炭鉱で使われていたドリルカッターを実際に持ってみて、その重さにも驚いていた。

未知の文化を知る。その新鮮な楽しみ。
彼女たちの驚きを聞くことが、地元に住んでいる人にとっては学びになる。
新しい風を運んでくれるのはいつも「よそ者」=「稀人」。
その言葉に謙虚に耳を傾けたい。
Obrigada,por tudo!

(歌志内市地域おこし協力隊 石井葉子)


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