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【20代~50代】社内の「生成AIリテラシー」のリアルすぎる格差と、PMOが裏で流す涙の工数


生成AIを妄信する50代にやられています

こんにちは。WAVEです。
本日は趣向を変えて、社内でのAI活用に関するお話です。
(ほぼ愚痴です。)

所感ですが、50代位の方のAIに関する考え方が2極化しているように思います。少なくとも弊社では、以下のどちらかになりがちです。

  1. AIは嘘をつくかもしれないから、使用しない(信用ならない)

  2. AIが騒がれているから、とにかく訳がわからなくても使おう

1は昔からよくいるパターンなので、そこまで違和感ありません。

問題は2で、往々にして偉い人は比較的2が多いです。日本ではこういう柔軟性のある人が出世するんですかね?

私はIT企業にいますので、当然AIの注目度は高く、AIでお金稼ぎましょう!の状態です。

そんな中、偉い人は分からないなりに自分でも使用し、こんなことまで教えてくれた!!と楽しそうに共有してくれます。

楽しく勝手に使う分にはいいんですが、一番困るのは「AIに聞いたら、AIでこういうふうに作れば業務改善できる!と教えてくれた。やってくれ!」っていうパターンです。

最近これが圧倒的に増えました。
しかし、実際やろうとすると社内のセキュリティ事情でAPIが公開されていなかったり、その機能はまだ許可していない、とかで実現できないことが多いです。

出来ないと簡単にも言えないので情シスに裏を取ったり検証したり、ものすごい工数がかかっています。

さすがに理由を添えて代替案、もしくはできないと伝えると納得するんですが、AIの話す一般論をそのまま社内適用できると考えてしまうことに困っています。
中には社内セキュリティのルールを無視したような提案もされたり、いや、それはさすがにAIの言うことを信じすぎでしょ、と思います。

一概に無視できないのが、シンプルに相手のほうがえらいこともありますが、中には、確かにそれが実現できたら、業務改善になるな、と思えることも多く、その課題感は理解できるんです。

というわけで今日も無駄に終わる検証をしておりました。
いや、これでAIのできることが分かるから、いつか役に立つ、、、違いない。

ついでに、他の年代についても考察してみました。

20代:ピュアにAIを信じて自爆する若者

20代の部下も「AIが言ったからできるはず」と、ピュアな熱量で色々頑張っています。自分で作ろうとして自爆(挫折)することも多いですが、失敗を通じて「AIのどこを疑うべきか」という勘所が少しずつ身に付いてきているのが頼もしいところです。 まさに今日、その20代の若者に「AIって平気でこういう嘘(ハルシネーション)をつく仕様だから、鵜呑みにせず気をつけてね」と現場でアドバイスを伝えたばかりです。

30代:スマートに手を抜く「コスパ」世代

この辺のバランスが一番良さそうなのが30代。AIを適度に疑いつつ、自分の道具としてスマートにショートカットに活用しています。
ちょっとだけ気になるのが、若干手を抜くことを覚えており、誰かができないって言ってたからもうできない!とあんまり細かい検証はしたがらない傾向があります。

40代(私):上と下のギャップを埋める『デバッグ職人』

では、その間に挟まれている40代の私はどうかというと、一言で言えば「理想と現実のデバッガー(交通整理)」です。 50代の偉い人が持ってくる「AI様の理想論」を、社内のセキュリティ規約やAPIの有無という泥臭い地上戦の現実に落とし込み、何がダメかを1つずつ検証する。一方で、20代の部下がAIを信じて突っ走って自爆した跡地を、「ほら、AIはこういう仕様だからさ」と優しく回収する。
検証に手が回らないときは、頼りになる30代の部下ですが、それはもうできないって聞きました!といって検証してくれないこともありますw
うん、でもそれ確証持てないから言えないんだよね、調べてくれる・・・??

正直、情シスへの裏取りや検証だけで1日が終わると白目を剥きそうになりますが、この上と下の「AIリテラシーのギャップ」を人間の工数で埋めることこそが、激変期における我々ミドルマネジメントの新しい役割なのかもしれません。

それでもAIは使わないといけない

じゃあ、無駄だからAIなんてやめちまえ!と言えるかというと、そういう状況でもありません。
IT企業在籍の身からすると、このAI戦争で一抜けで何かを見つけたら、それがお客様に売れるからです。

一抜けを目指して、今日もAIと格闘を繰り広げております。

編集後記というか、1つの生存戦略

会社という組織でAIを使おうとすると、セキュリティや大人の事情、そしてリテラシーのギャップという膨大な壁にぶち当たります。正直、組織を動かすには時間がかかります。

だからこそ、私は「個人の手元だけで完結するAIハック」に活路を見出しました。

会社のシステムは変えられなくても、自分の作業環境(例えばこのnoteの執筆など)をAIで爆速化することは今すぐノーリスクで可能です。

実際、私が会社のカオスな調整に疲れた癒やし(笑)として、Googleの無料AI「NotebookLM」を自分のプロの専属編集者にしてnoteの初収益を上げた具体的な手の内は、こちらの記事(100円の有料記事です)で公開しています。

組織のAI活用に進捗が出なくてモヤモヤしている同世代のマネージャーの皆さん、まずは自分のデスクの上から「一抜け」してみませんか?

▼ 40代ITマネージャーがAIを『自分の外部脳』にしたガチ運用術


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