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『メタバ面(めたばづら)』と指摘されて美容のためにプロノに行く

めたばづら【メタバ面】
VRヘッドセットを長期間被り続けた者に特有の容貌を表す、mehによる造語。
しわや目元の形状などからそれと見分けられるようになる。

民明書房 図説眼束阿須大全より 

そもそも『~面(~づら)』という表現は、H.P.ラブクラフトの代表的な小説『インスマスの影』に出てくる『インスマス面(いんすますづら)』が元ネタとなっています。
この物語で、港町のインスマスでは年齢とともにまるで魚のような顔つきになるという風土病があるとされていますが、その容貌を『インスマス面』と呼んでいました。
まぁ、その界隈ならではの外見、という話ですね。

そもそもこの造語が生まれたきっかけは、私やmehがまだ実際にメタバースを始める前の事でした。
バーチャル美少女ねむさんの『メタバース進化論』を読んだmehが「VRヘッドセットを毎日被っていたら、リアルの外見にも影響が出るんじゃないかな、なんかSFみたいだね!」と言い出しました。
月や火星などの地球よりも重力の影響が少ない環境で生活することによって生物の外見が変化する、という話はSFの中で見かける機会が多い設定ではないでしょうか。
代表的な所でいえば、H.G.ウェルズの『宇宙戦争』に登場するタコ型の火星人の細長い脚は、重力が弱い火星の環境に適応したもの、という設定だそうです。
ちなみにmehは、ファントムセンスの発達により自律神経失調症がメタバースの風土病になるんじゃないだろうか、という未来予想もしています。
SFファンらしい発想ですね。

そして先日、mehから「ついにメタバ面になったねw」と笑われてしまいました。
鏡を見ると、いつの間にか眉間のところに、見覚えのない深い縦じわが入ってしまっています。
原因として思い当たるのは、VRヘッドセットを被っているときに、左右の目の焦点を合わせるために頻繁に片目をつぶっていたのですが、これしかありません。

実は私は、後頭部の形が左右で結構違いがあります。
以前母から「赤ちゃんの頃、お前はいつも頭の右側を下にして眠っていた」と言われたことがあります。
まぁ、そのせいかどうかはわかりませんが、少なくとも私の頭の形状は非対称です。

そんなわけで、Quest2を被っているとどうしても目からレンズまでの距離が左右で違ってしまい、片目だけぼやけて見えていました。
何とかしようと、ヘッドセットを被った直後に何度も交互に片目をつぶって位置調整をし、プレイ中も頻繁に位置を修正。
この不器用なウインクを繰り返すという表情癖がしわの原因ではないかな、と思っています。
ちなみに私の現在メインで使っているアバターはmehが作ってくれたのですが「チャーリーはウインク下手そう」という理由で不器用なウインクをする表情が設定されています。
不本意ながら、その通りでしたね。

上手にウインクできない

このように、片目しか焦点が合わない状態で過ごしていると、3D酔いもしやすくなりますし、頭痛にもなりやすくなります。
かといってヘッドセットの位置がずれないようにとストラップの締め付けをきつくしても、やっぱりすぐに頭痛が……。
そして確実に視力にも影響が出始めていました。

ちなみに私のVR環境はMeta Quest2 + BOBOVR M2 Plus + B100U アップグレードキットとなっています。
また、顔への負担を減らすためとキーボードを使えるようにするため、接顔パーツは外していますが、この問題は接顔パーツの有無では変化がありませんでした。

なお、mehは自分よりVRヘッドセットを被っている時間が長いはずなのですが、今のところ外見に影響が出ている気配は全くありません。
使用している環境はMeta Quset3 + BOBOVR S3 Proの接顔パーツなしとのことで、大きな差はないはずです。
いったいなぜ……。


そんなmehからのアドバイスは「プロノ行け」とのことでした。

アドバイスをもらって買ってきたのが、こちらのヘルメットインナーと安全ヘルメットのあご紐パーツ。
お値段はインナーが1000円ちょっとで、あご紐パーツはセットで400円くらいでした。

作業用品店なら置いているはず

まずヘルメットインナーを使って、頭の形状の補正からです。ヘルメットインナーの後頭部側に、タオルハンカチを二つ折りにした状態で挟むだけ。
この上からVRヘッドセットを被ると、額側の汗止めと後頭部のハンカチがクッションのような役割を果たして、頭を締め付け過ぎずにしっかりと固定してくれます。
この状態だと、左右の目とレンズの距離が均等に保たれるので、表情癖の改善が期待できそうですね。
こちらの汗止めはVRで激しい動きをして汗をかいても大丈夫なので、一石二鳥です。

適当な丸いものに被せてみた

それから安全ヘルメットのあご紐パーツですが、meh曰く「これがあれば頭が飛んでいく心配をしなくて済む」とのことです。
ヘッドセットのストラップに取り付けると、安定性を向上させることができます。
構造的にも、まるで専用品かと思うほどピッタリです。
必ずしも常に装着しておく必要はありませんが、VRダンスなどの激しい動きや、Blade&Sorceryなどの難易度の高いVRアクションゲームの際に、ストラップを無闇に締め付けなくてもヘッドセットがずれたり外れそうになったりという心配がなくなりました。

まるであつらえたかのよう

このようなこともあり、最近は化粧水や日焼け止めなどを使って、老けた見た目にならないように気を使うようになりました。

私は、きれいなVRおじさんになりたい。

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