見出し画像

⭐︎ツーショット 1423


以前から何度かスーパーでお見かけしていた。
その度によく似ていらっしゃるなと思っていた。
どちらにお住まいなのか知らないし、人違いかもしれないし、もしご本人だったとしても覚えてはいらっしゃらないだろう。

また同じスーパーでお見かけしたのは2/12(木)。
しかも今度は至近距離。
チャンス到来。
人違いなら謝ればいいと、思いきって声をかけてみた。

「人違いでしたらすみません。 
失礼ですがF澤先生でいらっしゃいますか?」
「そうです、F澤ですが?」
やっぱりそうだった。
「●●小学校で息子が担任していただいた……です。
息子の名前は進(仮名、次男)と申します」
「えっ、進くん⁇」

えっ、覚えてくださっているの?
思った通り、進が小6のときの担任、F澤先生だった。
もっと早く声をかければよかった。

「6年生が4クラスあったときでしょ?」
「はい。
F澤先生と進とツーショットを撮らせていただきました」
「確か、◆◆◆がいたクラスよね?」
「そうです、そうです」

私が遠目で見ても判るくらい、F澤先生は当時の雰囲気のまま。
それどころか、お声も話し方も児童を前にシャキシャキ、ズバズバお話されていたときのままで嬉しくなってしまう。

「進くんって、もう◇◇歳くらい?」
「いえいえ、とっくに社会人です」
「えーっ、あの進くんが社会人⁇」
大人という人種は、自分が歳を重ねていることをすっかり忘れ、子どもの成長に驚くようにできている。

「進くんに伝えておいてね。
F澤先生はあんまり変わってなかったよって」
「F澤先生は本当にあのときのままです。
全然お変わりないので直ぐに判りました。
進は家を出ているので、LINEで伝えます」

進はどういうわけだか、大人女子たちから矢鱈めったら可愛がられる子どもだった。
身内は勿論、先生、ママ友、スーパーの店員さん、ご近所の方々、姉(8歳上)の友達……
そんな彼はすっかり口数の少ない大人になった。
大人になってから知り合った方々は知らないだろうけれど、中身は優しくて可愛いまんま。

F澤先生には、きっとまたお目にかかれるはず。
そう信じて、アルバムから慎重に剥がした写真をいつも持ち歩いている。

                2026.2.20.金






当記事を収録しているマガジンはこちら

全マガジンのご案内はこちら

#エッセイ #ブログ #コラム #散文 #雑文 #身辺雑記 #うつ病 #恩師 #担任 #再会



いいなと思ったら応援しよう!

ちゃりれれ【時々ジャイアン】 サポートしていただき有難うございます💝