見出し画像

vol.203おひとりさま編【成長せんでいいやん】我慢発うつ病行き 1466


4/10(金)、予報通りとはいえあまりにも本気の土砂降り。
ほんの一瞬バスにしようかと迷ったけれど、雨合羽を着て黒耳号(人力ママちゃり)で駅に向かう。
乗車した急行がやけにノロノロ。
前を走る普通電車が「雨天のため」遅延、この電車の到着も遅れると車掌のアナウンス。
「雨の所為なら仕方ない」と納得しかけて、はて?

架線が切れたとか、ポイントが故障したとか、車両に不具合が見つかったとか、沿線で火災があったとか、河川が氾濫したとか、体調不良の人が出たとか、事故とか、事件とか……じゃなくて遅延の理由が雨天?
前の前の電車だってこの急行だって同じ雨天の中、同じ線路の上を走っているんだよ。

ほぼ満員の車内、少なくとも私の周りではアナウンスにざわつく人はなく、慌てて電話をかける人も、ため息をついたり悪態をついたりする人もいなかった。
偶々、ただのひとりも先を急ぐ人がいなかったのか、全ての人が心穏やかに現実を受け入れられる人だったのか。

私自身、少しくらい到着が遅れたところで何の支障もないのだけれど、「こんなことがあってさあ」と困ったふりをしてみたい。
面倒くさい奴だな。
そこはスルーしとけ(→書きました)。

終着駅から徒歩で、メンターと慕うM先生のペインクリニックに向かう。
万博閉幕後減少したとはいえ、相変わらず海外からの旅行者が多い。

見た感じ欧米人っぽいカップル
最低気温13℃だけど陽射しはなく土砂降り
半袖半パンで寒くないのかな?



いつものことながら治療というより、M先生とお喋りをしながら思考を整理していく。
精神科の主治医は別にいて(Y医師)、M先生はカウンセラー?セラピスト?ヒーラー?
先ずは近況報告から。

道行をお召しとはいえ
この土砂降りの中、和装+草履は勇気ある


割りと最近、前職時代の部下さんとばったり出会った。
前職場は2月末に廃業。
介護事業所とはいえ株式会社、採算が取れなければやむを得ない。
母体が太いから倒産の心配はないけれど、私がいたときはコロナ禍にだって耐えたのに。

彼女も他の部下さんたちも転職活動中。
社員たちは異動したのかと思えば、社員も退職したのだとか。
お気の毒にとは思うけれど、Y医師から前職場には一切関わらないよう厳命されている。
私がいればなんて思い上がりも甚だしいし、気を揉む必要もアドバイスする必要もない。
「(廃業が)私がいるときでなくて良かった」と胸を撫で下ろすくらいが丁度いい。

今の職場や生活に、不安がなく満足しているわけでもない。
収入は少ないし、職場の体制には疑問?不満?が絶えないし、スットコドッコイ上長は理不尽だし。
だからといって「もし」「たら」「れば」と自分の選択を悔やんでも仕方ない。
ひとつの人生しか歩めないのだから、どんな選択も結果も「そのときの自分にとっては最善だった」と思っておかなきゃやってられない。

地植えされてるんだけど
あまり大事にされてないっぽい


「最善の選択でなくてもいいんちゃう?」
え、そうなの?
今まで「最善のはずだ」と自分を慰め宥めてきたんだけど。

これってミニカトレア?



「自分の存在意義とか、生きがいとか、やりがいとか、そんなこと考えんでいいんちゃう?
どこも人手不足やから、子育てが終わって時間に融通がきく年代に依存してるねん。
都合よく働かせて、やりがいを搾取してるでしょ。
(従業員同士)同病相憐れむで愚痴を言い合って、『解る解る』って溜飲下げて、また働こうって思えたらそれでいいねん。
起きて、食べて、うんこして、一日を終えられたら『今日も生きた』でいいんとちゃう?」
M先生は生きるハードルをグンと下げる。

「(うつ病休職してから)長いこと(4/14で満4年)かかったし、辛いことも大変なことも沢山あったでしょ?
でも結果的に良かったと思うよ。
そうでもなかったら仕事(前職)かって辞められへんかったでしょ。
息子さんたちが出て行ったことにしたって、時期や理由がどうであれ、お互いが自立できたやん。
良好に同居を続けていたら、一体どうやって自立させられる?」
確かにね。

新しくできた古着屋さんかな?


ペインクリニックだけど花粉症についても相談。
M先生処方の抗アレルギー薬を服用していて、スギ花粉のピークが過ぎてからの方が症状が出やすく、雨の日や夜に症状が強くなる。
舌下免疫療法で症状が楽になった知人がいるのだけれど、あれってスギだけ?

先月、突然ニョッキリと飛び出した鋼管
もう少しで上の道路を直撃するところ
https://mainichi.jp/articles/20260312/ddm/012/040/066000c より


「舌下免疫療法で効果をはっきりと認識できるのは2年後くらい(知人もそう言ってた)。
対象はスギとダニ(ヒノキはダメなのね)。
服用中は歯科治療が制限される(あらま‼︎)」
「レーザーで鼻を焼いたら、しばらくは鼻血がダラダラ続く」
「内服にしろ、舌下免疫療法にしろ、レーザーにしろ、根治ではなく対処療法。
どれを選んでも、やめたら段々と症状が出るようになる」
残念、「これがベスト」ってないんだ。

沈みきらなかった鋼管は切断されてフラットに


M先生にもY医師にも、毎度毎度同じようなことを恥ずかしげもなく垂れ流し。
何の成長もない自分に些かウンザリ。
すかさずM先生の一言が飛んできた。
「成長せんでいいやん‼︎」

帯って事前に作ってあるのね
だって発表されたのは昨日でしょ?
私が予想した熟柿(佐藤正午)は2位


「成長しようとか、成長せなアカンとか思わんでいいねん。
誰と比べる必要もないし、昨日の自分と比べる必要もないねん。
生きて過ごせたらいいねん」
そうでした、起きて、食べて、うんこしたらいいんでした。
                2026.4.10.金









当記事を収録しているマガジンはこちら

全マガジンのご案内はこちら

#エッセイ #ブログ #コラム #散文 #雑文 #身辺雑記 #うつ病 #成長 #やりがい搾取 #自立 #カウンセラー #セラピスト #ヒーラー #存在意義 #生きがい #同病相憐れむ #舌下免疫療法 #花粉症 #対処療法



いいなと思ったら応援しよう!

ちゃりれれ【時々ジャイアン】 サポートしていただき有難うございます💝