⭐︎育ててみせようホトトギス 1463
随分以前に買ったキャメル色の牛革パンプスは、スクエアトゥでスタックタイプのミドルヒール。
あまり好きな色ではないし、手持ちの服とも合わせにくい。
どうして買ったんだろう?気の迷い?
パンプスの出番を増やそうと、キャメル色の合皮バッグ(ヘッダー画像のとは別)を買った。
バッグと靴のテイストが揃っているだけで、「お洒落な私♡」を演出できる(ような気がする)し、服装がカジュアルでもきちんと見える(ような気がする)。
お陰でパンプスの出番が増えた。
このバッグ、持ち手が洒落ていて、大きさも形も使い勝手も秀逸。
キャメル色のパンプスを履かないときも、他のバッグを押し除けてベビーローテーション。
気に入りすぎて、使いすぎて、傷むのも早かった。
バッグを処分すると、キャメル色のパンプスの出番は激減。
ヘッダーのバッグは、前職を休職中にネットで購入。
牛革(シュリンクレザー)なのにすっごく軽い三層トートバッグ。
キャメル色のバッグがあれば、合皮バッグに先立たれてショボくれているパンプスに出番を与えられるんじゃない?
「気に入らないから履かない」と思いきればいいのに、「買ったからには責任を持って活かしてやらなければ」と思ってしまう親心。
届いたバッグとしまい込んでいたパンプスのご対面。
あれ?こんな色だったっけ?
バッグは若いというか浅いというか、黄色味を帯びたキャメル色。
パンプスも同じような色だったはずなのに、いつの間にかまあまあいい感じの茶褐色になっていた。
好きじゃない色とか出番が少ないとか言ってる間にも、パンプスの色は育ってたのね。
こんなに色が違っては、今度はバッグの出番がなくなっちゃう。

いい感じに色が変わってきたパンプスと
(多分)4年くらい前に買ったキャメル色のバッグ
照明の加減で判りにくいかもしれないけれど
色の対比が判かる?
そもそも好きでもないのに買っちゃダメなのよ。
物心ついたときから、自分の気持ちより母の顔色ばかり見てきたでしょ。
二言目には「はいと言いなさい」と言われていたでしょ。
我慢するのが習い性だったでしょ。
無駄にしちゃいけないと思うから、結局自分の好き嫌いは後回し。
ときめかなくても義務感で使い続けてしまう。
先月、たまたまバッグのことを書いていらっしゃる記事を拝読。
画像を見ると、ブランドは違うしサイズや素材は判らないけれどデザインがよく似ている。
隣の芝生効果なのか、あら、いいじゃないと思った。
ごめんね私のバッグ、何年も使わなくて。
で、何年かぶりにヘッダーのバッグを引っ張り出してきたってわけ。
ううむ、やっぱり好きな色じゃない。
でもね、パンプスだっていい感じの色に育ったじゃない?
バッグも育ててやったらどうだろう?
どうせ処分なんてできっこないんだもの。
使って、手入れをして、また使って、色の変化を楽しんでみればいいのかなあ、なんてね。
幸い(色の好みはともかく)大きさも形も、服装を選ばない。
何なら、デニム&スニーカーで持ってもおかしくない。
よし、使ってやろうじゃないの。
育ててやろうじゃないの。
そうしよう、そうしよう。
皮革がくったりと柔らかくなる頃には、いい色に育っているに違いない。
愛着も湧くに違いない。
たとえ傷んだとしても、手放し難く思うに違いない。
知らんけど。
2026.4.7.火
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