vol.166先走り編【洞窟のロープ】我慢発うつ病行き 1195
前話
我慢発うつ病行きマガジン
※モラハラ夫編•パワハラ編は別マガジンに収録
「精神疾患があるのに健常者に見られる」。
たまたま同じ時期に複数の方が書いていらした。
同じ診断名であっても、程度も症状も困り事も人それぞれ。
例えば私は「うつ病」と診断されているけれど、自分から言わなければ、見かけでは判らない(と思う)。
元気そうに見えても、気持ちは不安と焦りで一杯、心臓はバクバク、頭の中は思考がグチャグチャ、めまいがして、嘔気がして、過呼吸を起こしそう……なんてことがあったりする。
5月精神科受診時、働くことに「体力的に自信がない」「就活に意欲が湧かない」「(酷かったときの身体症状の)再発が怖い」と言ったら、Y医師から「言い訳してるだけみたい」と言われてかなり落ち込んだ。
6月に障害年金申請の相談をしたときには「日常生活を普通に送れてますからねぇ」と却下された。
「普通」って何?
発症当初より元気そうに見えるとはいえ、うつ病の特性は誰よりもご存知のはずなのにと、更に深く落ち込んだ。
「やればできる筈なのに」「つべこべ考えずにやってみれば良いのに」と思われてる?
うつ病にご理解のない人から言われたのならまだしも、Y医師は精神科医。
「解っているのにできない」のが辛いのに。
眠れないし食べられない。
せっかく持ち直してきた体重がまた減った。
減薬•断薬で余っている薬がある。
服用を継続しているのは、漢方薬と眠剤。
離脱症状が辛すぎたので、抗うつ剤•抗不安薬の再開はしたくないと思ってしまう。
Y医師から、抗不安薬再開の前段階として残薬の漢方薬を「頓用」にするようアドバイスを受けた。
結局「気分•体調不良=常時」なので、毎日服用している。
7/11(金)メンターと慕うM先生のペインクリニックにぶち撒けに行こう。
そう思うだけで気持ちが軽くなり、暑い中黒耳号(人力ママちゃり)をこぐのも、電車に乗るのも、降りてから歩くのも苦にならない。
常用し始めた漢方薬のお陰でもある?

菰樽や奉納の品々を撮りたかったけど大勢の方々がお喋り中

店内だけでなく外で立ち呑みもできるスタイル
私がY医師への愚痴を口にしても、M先生は決してY医師のことを悪く仰らない。
Y医師の素晴らしいところを取り上げて、「優秀な先生やね」「良い先生に当たって良かったね」と言ってくださる。
こういうところに、私はM先生への信頼をますます厚くする。
「皆んな真面目やねぇ。
何で『これからずっと』って思ってしまうんやろ?
『ずっと続く』『ずっと続けなアカン』って思うからしんどいねん。
アカンかったら、アカンかったときやん」。
「仕事探しのキッカケがY医師の発言だったとしても、実際に動いたのは自分やん?
しんどいのに動いて偉かったですねー‼︎
漢方薬のお陰やとしても、少しでも気分が軽くなってきて良かったですねー‼︎」
「洞窟にね、上からロープが何本もぶら下がってるとするやん?
そのロープの1本ずつが、お薬や、誰かからのアドバイスや、就活やと思ってみて。
沢山のロープの中で、どのロープを掴むかは自分で選ぶねん。
掴んだだけでは外に出られへんやん?
自立でロープを引っ張っぱらなアカンねん」。
「ロープは他力かも知れへんけど、どのロープを掴むかを選んだのは自分の意思やねんよ。
掴んだロープを引っ張って外に出ようとしてるのは自分の力やねんよ。
自分でよじ登ろうとして偉いやん‼︎
ずっと頑張り続けようなんて、思わんでええからね」。
落ち込んで愚痴ったのに、褒められてしまった。
M先生には報告したのだけど、実は近々新しいことを試してみようと画策中。
これも私が掴んだロープの内の1本。
正に引っ張ってよじ登ろうとしているところ。
勿論、めっちゃ褒めていただいた。
こんなにややこしい私を宥めて、更に褒められるなんて、M先生の方こそ、めっちゃ偉いやん。

いつまで経っても可愛さが解らない
2025.7.13
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