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『憲法が変わるかもしれない社会』高橋源一郎編著

『憲法が変わるかもしれない社会』高橋源一郎編著/文藝春秋

という本を読んでいます。

高橋源一郎氏と、

憲法学者の長谷部恭男氏、
政治学者の片山杜秀氏、
憲法学者の石川健治氏、
映画監督の森達也氏、
キャスターの国谷裕子氏、
政治学者の原武史氏

の対談集です。

10年ほど前までは、なんだかんだ言っても日本国憲法が変わることはないだろうと思っていたのですが、最近はマジでヤバイかも、という気がしています。

という危機感で読み始めたのですが、政治信条などはとりあえず横に置いても、フツーにわくわくドキドキの面白い読み物です。その道の専門家の話は、やっぱり面白い!

歴史と憲法、天皇と憲法、政治と憲法、等々。
平成天皇の生前退位の「おことば」の意味について、解説を読むとその意味の深さがわかります。

フツーに「面白い!」と思いながら読んでいるのですが、しかしやっぱり現実世界の進み具合が怖い。何なの、この状況は。

安倍政権下で、憲法9条を異常なまでの解釈改憲(集団的自衛権による武力行使容認)を審議もせずに閣議決定してしまったこととか。96条の改正はゲームのルールを「破壊」するものであるとか。

他国では憲法も変えていると言われますが、国民にとって良い方向に変わるならともかく、権力者だけに都合よく変えるなんてダメでしょう。ましてや、戦争ができる国になるだ徴兵制だ海外派兵だって・・・ダメだって。本当に。

小選挙区制になってから選挙は与党に有利すぎ、つまりは野党議員が激減。与野党が拮抗していればバランスがとれているものを、ここまで差がついてしまうと必然的に権力は暴走するだろう、と思ってしまいます。そして与党は「自分たちに有利な選挙制度」はまず変更しないと思います。

「国」の議員を選ぶのなら、全員を全国区にするのが筋なんじゃないの、と思っています。どうしてこんなに細かい区分けにしたままなんだろう。すごく変!

と言い出すとキリがないのですが、とにかく本は非常に面白いです。


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