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還暦オヤジのやりたい放題 02 再雇用辞退

再雇用辞退

40年のサラリーマン生活ではいろいろありました。
まあ、それは追々お話するとして、今回は再雇用を辞退した経緯をお話しします。

自分は万年平社員の冴えないエンジニアでした。
入社時より主に製品の品質管理を担当していましたが、このままでは定年退職後、潰しが利かないと不安になり、50歳を機に環境推進関連の間接部門へ社内公募による自己申告異動、55歳ではまたまた社内公募で施設保全部門へ異動して定年後のキャリアに備えていました。

巷では、税金や年金の関係で退職は61?2?歳でしたほうがいいとか、いろいろと説があり、自分も一年遅れでやってくる高額税金への対応に、最低でも一年は再雇用をしたほうがいいかなと考えていました。

会社は、誰もが名前を聞いたことがある大手メーカーで、優良経営で知られていますが、福利厚生は昔から良くないと言われていて、その一例として、手当というものがなく寮や社宅補助も全くありません。
60歳で定年退職後の再雇用制度も、役職に関係なくランクは3つだけ。
最低の年収250万から50万程度づつ上がり、最高でも年収360万程度です。

それでも退職者の7割が再雇用を希望するそうで、多くの人は
・変化を求めない?
・これといってやりたいことがない?
・65歳までは確実に収入を確保したい?
・会社を離れ、一人になってできる事が限られている?
・今の仕事に満足している?今の会社が好き?
と言ったところでしょうか

最後に所属した施設保全部門では、自分の再雇用を歓迎していないとの事で、古巣の製品開発部門の他社機検討部門へ再雇用を待たずに異動を試みましたが、面談時の部課長(元同僚)の態度に愕然として面談を途中退席し
「もうこの会社で自分ができる事はない」と確信、再雇用を辞退しました。
正しいと思ったことは誰にでもはっきり言う自分は、この会社ではタダの厄介者のようです。


妻は同じ会社の製品品質部門で働いています。
娘達も大学や高校で自身のやりたい事を決めて頑張っています。
学費は既に将来を見越してキープしており、借金も完済しています。
各実家の介護についても、家からの持ち出しは必要ありません。

妻と娘達に事情を話したら、妻は
「パパの好きなようにしたらいいよ」
「パパがパパらしくいられるのが一番いい」
と言ってくれました。
今更ながら理解ある家族に感謝しています。

改めて感じたのは、残りが限られている自分の時間を、少々のお金の為にこんな会社に使うくらいなら、少ないお金をやりくりしながらでも自分の納得のいく時間と労力の使い方をするべきだという事です。

再雇用は辞退し、まずはやりたい事を一つづつやっていくという事で、雇用保険の都合も考え4月から職業訓練校に半年通う事を決め、それまでの三か月でいろいろとやってみたい!と、まずは四国遍路を実行しました。
そのあたりはまた別の機会に。

先日、元同僚からLINEが来て
「ケビンさんが退職した後も転職や自己申告異動者が続いている」
「自分も異動を申告したが、他にも離職者が多くうまくいかない」
「ケビンさんがいなくなって、職場で笑い声を聞かなくなった」
と言ってました。
まずは、こんな話ができる人が周りにいない職場の元同僚が心配ですが、このままだとそうなるだろうと想像した通りです。
その元同僚とは今度一緒に飯食いに行くつもりです。


余談

この会社は、退職者に記念の盾を贈呈するのですが、自分は一年も前から不要だと会社人事や組合に言ってきました。

再三要らないと言っても有難く受け取れと渡される盾

可能なら辞退して浮いた費用をどこかに寄付してほしい、受け取る/受け取らないの選択肢を設けてほしいと再三訴えましたが、結局は会社の決まりだから受け取れ!という事だったので、その場で切り刻んで捨ててきました

紙と布はハサミで切って、金属板は名前を削って折り曲げて金属ごみへ
ゴミの分別は大事です

まずは金属板に名前が刻印されていて、一般ごみでは捨てられないんですよ。
以前は社章の部分が金だったので、売れば数万円になったようですが、数年前からメッキに変わったとか、受け取る意味や価値は全くないです。

同僚曰く「盾を会社で切り刻んで捨てていくなんて聞いたことがない」そうで、ちょっと変わり者なんでしょうね。
そりゃ厄介者扱いされても仕方がないと変に納得してしまいました。

次回は、「資格」についてお話したいと思います。

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還暦チャレンジャー ケビン 大変おこがましいの重々承知しております。 還暦オヤジの戯言に共感してもらえたら宜しくお願いします。