朝曇り

夏が近づくと現れる天気の「癖」朝曇り
朝からガンガンに晴れると通り雨が来る
こんな気象の状態を何気なく教えてくれたのは母だった
今朝も早朝は雲が多く、いつも朝日を浴びながらゆっくり日本茶に梅干しを入れて飲む習慣なのだが、日が差してきたのは9時以降だった

翻ると日常の智慧は母や近くのおばさま達だったりする
小学校に上がる前近くのお寺の庭で遊んでいたら、悪ガキたちがやってきて小石を投げて私たちを追い払う、でも石が体に当たらないようにという配慮があるので、逃げるほうも振り返らずにただその場を立ち去る

しかしその時運悪く新入りの悪ガキが投げた小石が私の目を直撃した。
たまたま通りかかった近くのおばさんが、私を小脇に抱え乳飲み子のいる家に連れていき、その母親の母乳を絞り出して,石の当たった右目にじゃぶじゃぶと乳を浴びせた、すぐにその悪ガキの母親も私の母も走ってきて、手当の助手をする

ややして血も止まり痛みも引く、その後一週間くらいだったか毎日お乳を戴いて眼帯をする
眼帯を外すころには外傷の後もなく目も見えて元通り
転んで血を出すと蓬の葉をもんで包帯を巻いて終わり
昔のお母さんたちは身の回りのものを生かす智慧があったな


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