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特定外来生物クビアカツヤカミキリから吉野山の桜を守りたい

桜といえば日本人が最も
開花を楽しみにしてる花
と言っても過言ではないはず🌸

そんな桜を脅かす特定外来生物
クビアカツヤカミキリという
昆虫の存在をご存じでしょうか?

現在、桜の名所でこの虫により
木が枯れてしまう被害が出てます
先日、関西の桜の名所である吉野山で
クビアカと防除処置について学んだので
その内容を記事にまとめようと思います

既にクビアカについて知ってる人
知らなくても桜のためなら
何でもしたいって方は下記目次から
【拡散希望】に飛んでも大丈夫です🙌


成虫の標本

全体的に光沢のある黒色で
胸部(くびの部分)が赤いのが特徴
体長は2.5~4cm(触覚含まず)

本来は中国や朝鮮半島などに分布するが
輸入貨物や木製梱包材に随伴して
日本に侵入したと考えられる

環境省HPより

初めて確認されたのは2012年
それ以来分布を拡大しており
現在13都府県で確認されている

この虫の何が問題なのか?

クビアカツヤカミキリの成虫は
5月末~8月に発生します
すぐに交尾した後、飛び回って
幹や主枝の割れ目に産卵する。

卵の数は非常に多く平均350個
多い個体では1000個を超える

ふ化した幼虫は木の内部に入り込み
樹木の内部で2~3年かけて成長する

幼虫が入り込んだ樹木
内部が食い荒らされてしまい
衰弱しやがて枯れてしまう

その被害にあうのはバラ科の樹種で
サクラ、ウメ、モモ、スモモなど…
街路樹や果樹園などで被害が出ている

環境省HPより

クビアカツヤカミキリは
国内に侵入してきたように
梱包材などに紛れ移動するため
被害エリアに隣接してなくても
油断はできないようです

環境省HPより

外来生物に共通するのは
在来種より繁殖力が強いこと
過酷な状況でも生き続けること…


ここまで書いてきたように
クビアカツヤカミキリ被害は
ウメやモモなど果樹にも及んでます

にもかかわらず桜をタイトルに掲げ
記事を書くのは申し訳ないんですが…
後述する最近参加した活動主催者より
現状の共有、拡散の依頼を受けて
微力でも力になればと思い
この記事を書かせてもらってます🙏

以下、活動内容と支援依頼を書くので
拙い文章で恐縮ですが一読お願いします

吉野山保勝会の活動に参加

13日の土曜日に奈良県吉野町の
桜を保存する吉野山保勝会と共に
クビアカ防除処置を行いました🙌

奈良県、環境省、企業等から集まった
参加者は総勢80人の大所帯✨

今回の活動に参加する経緯は
クビアカの被害を何かで知って
機会があれば…と思ってた時に
活動の存在を知ったこと🍂

吉野町には以前から訪問してたし
一度だけやけど吉野の桜に感動した…
そんな桜を守りたい一心で参加🌸

吉野山の桜景観(2024年4月)

吉野山の桜は、修験道の開祖役行者えんのぎょうじゃが修行で感得した金剛蔵王権現の姿を桜の木に刻んで祀ったことに由来する。その桜が神木として信仰の対象となり、信者たちによって植え継がれたことで日本有数の桜の名所となった。花見のためではなく信仰の証として植えられた点が特徴で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としても重要な存在。

奈良県では2019年に初めて被害を発見
以来、北西部を中心に被害が拡大し
2025年10月吉野山で初めて被害木を発見
(国立公園内では全国初の確認)

被害を放置すれば成虫となって
周りの桜へさらに産卵するという
悪循環となり被害がひどくなった木は
伐採するしかなくなってしまう
😢

このままでは
吉野山の一目千本と言われる
雄大な桜景観が失われかねない…

その対策として行われているのが
今回の活動で実践した防除処置

特別な技術は不要やけど…

作業前に防除方法を指導してもらい
4人ほどの班に分かれて作業しました

クビアカの防除方法はいくつかあるが
今回は科学的防除(化学農薬)のうち
幹から薬剤を打ち込み木の内部全体に
農薬を行き渡らせて接触中の幼虫を
殺虫する樹幹注入剤を使用する方法

注入剤も様々あるようですが
活動ではリバイブを使用しました

《手順①》
専用メジャーで胴回りを計測
直径46cm、幹周145cmとなり
13本の樹幹注入剤が必要と分かる
(約11cm感覚で打ち込む)

《手順②》
できるだけ根元に近い位置で
薬剤が上がる導管沿いに斜め45°で
ドリルで幹に深さ約5cm穴を開ける

《手順③》
空けた穴に注入剤を差し込む

この木の場合はあと12本
同じ作業を繰り返して打込み完了

打込み終わった状態

注入剤が樹木に浸透するには
数時間から1日かかるそうで
浸透が確認後に後処理が必要になる

樹木研究会こう より

穴にはペースト状の癒合剤を入れ
表面には切口被覆材を馴染ませ完了

工具を使うのは穴開ける時だけで
特別な技術も経験も不要やけど
木1本に10本以上の作業が必要で
数人で手分けしても時間かかった💨

桜は急斜面にあることも多く
足場が不安定なため手間を要す💦

ただ手間と時間以上に深刻なのが
防除処置に必要な資金不足だという…

薬剤注入などの防除処置に
桜1本あたり約15000~30000円が必要
吉野山には約3万本の桜があるため
計算したら…😱

一度に全ての桜に処置できないとしても
クビアカツヤカミキリの成虫が飛ぶ夏までに
約500本の桜に処置を行いたいとのことで

【拡散希望】吉野山クラウドファンディング

2025年12月1日~2026年1月31日まで
防除処置費用を集めるための
クラウドファンディングを実施してます

期間のおよそ1/4が経過し
達成率は18%で伸び悩み気味…

クビアカによる被害は桜だけやないし
桜も吉野山だけの被害ではないし
新参者なので偉そうには語れんけど

何度か訪問した程度やけど
僕の中で吉野という場所は特別で
吉野山の桜景観を守りたい以前に
吉野の魅力を失いたくないので
できることをやることにしました🫡
今回の記事もその一つ

クビアカの脅威、桜が危機だと
知ってもらうだけでも
毎年咲く桜が当たり前ではないと
考えるきっかけになると思う

個人的にはそれだけでも
書いた価値はあると満足できるけど
やっぱり想いだけでは
どうしようもできないのが現実で…

実際に作業支援するのが難しいなら
せめて資金で応援するのがベストかなと
僕自身クラファンは必ず支援して
募集があれば防除作業にも参加予定です

だから…というわけではないけど
吉野山クラウドファンディング
会員登録が必要で手間はかかるけど
支援を検討いただけると幸いです🥹

可能な限りで大丈夫ですので
SNS等での拡散も併せてお願いしたい🙏
拡散は記事ごと、クラファンのみ
どちらでも大丈夫です🙇

(参照したページ)



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かぼちゃかべ 最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪

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