双眼鏡で見るおすすめの天体ベスト10
双眼鏡の調節
● 双眼鏡 の 合 わせ 方
➀ 初 めに 自分 の 眼幅 を 合 わせます。 両目 で 覗 いた 時 に 周 りが 黒 い 丸 になるように 合 わせます。
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② 次 に 左目 だけで 遠 くを 覗 いて、 左右 の 筒 の 間 にあるピントのつまみを 回して合わせます 。
③ 最後 に 右目 だけで 同 じ 場所 を 覗 いて、 右目 の レンズ の 周 りの ピント つまみを 回 して 合 わせます。
● 太陽 を 双眼鏡 などで 絶対 に 直接見 ない!
失明する危険があります。
双眼鏡で観察するおすすめの天体
光害の激しい都市部でも観察可能な天体を10選ご紹介します。
●月(新月以外は1年中)
先ずは一番近くの天体の月を観察してみましょう。

満月以外のときは欠けている近くの場所が特に立体的に見えます。
●双眼鏡で見るのに最適な散開星団
単眼鏡や双眼鏡で星団や星の並びを眺めるととっても綺麗です。
M45プレアデス星団(すばる)(おうし座)(秋~冬)

枕草子に「星はすばる」と歌われたように美しい星団です。プレアデス七姉妹と父アトラス、母プレイオネから成る「?」に似た形なので、すぐ見つけられます。筆者は初めて30倍の双眼鏡で見たときはその美しさに感動しました。
場所はオリオン座の隣のおうし座の一等星アルデバランから握りこぶし(グー)1個分上(西方向)にあります。東の空に昇ったばかりの時間帯ではカペラとアルデバランを目印にください。時間が経つとほぼ天頂を通過します。
※Mはメシエカタログ番号です。

Mel.25ヒアデス星団(おうし座)(秋~冬)

一番見つけやすい星団です。オリオン座の隣のおうし座の一等星アルデバランが探せたらその周りを双眼鏡で見てみましょう!牡牛の顔の部分のV字型が星団になっています。ちなみにアルデバランはこの星団とは関係ありません。たまたま方向が同じだけです。
※Mel.はメロッテカタログ番号です。
Mel.20ペルセウス座α星散開星団(ペルセウス座)(秋~冬)

双眼鏡で観望するのに適した星団です。
天の川の中にあり、美しい星団です。
筆者のお気に入りの星団です。
ペルセウス座の位置関係はカシオペア座とおうし座の間にあります。2つの2等星(ミラファクとアルゴル)が目印です。その一つがα星(ミラファク)でその周りが星団になっています。

二重星団ℎーχ(えいち・かい)(ペルセウス座)(秋~冬)

NGC869とNGC884の二重星団です。深夜になると肉眼でも存在がわかります。
位置はペルセウス座α星散開星団とカシオペア座の間です。
二重星団ℎーχはカシオペア座から辿ると見つけやすいです。

M44プレセペ星団(かに座)(春~夏)

このM44プレセペ星団は双眼鏡で初めて辿って見る人にはちょっとだけ難易度が高いです。(周りの星が暗い星ばかりなので)
でも見つけられた時は、感動します。まるで宝石箱の様な色とりどりの星粒が見えます。
場所はふたご座のポルックスとしし座のレグルスの中間ぐらいにあります。慣れると夜中の時間に肉眼で見つけられるようになります。

Mel.111ベレニケの髪の毛(かみのけ座)(春~夏)

距離が近い散開星団なのでばらけた感じに見えます。
最初、双眼鏡で見たときは「これ星団?」って思います。(笑)
近くには銀河もたくさんあります。
場所は、りょうけん座のコル・カロリ(3等星)としし座のデネボラ(2等星)の間にあります。

その他にもおおいぬ座のM41、ぎょしゃ座のM36、M37、M38、ふたご座のM35、かに座のM67、さそり座のM6、M7などの散開星団もおすすめです。



天の川が流れる以下の星座を双眼鏡で辿るのも綺麗です。
さそり座〜いて座~たて座〜わし座〜こぎつね座〜はくちょう座~ケフェウス座~とかげ座〜カシオペア座~ペルセウス座~ぎょしゃ座~ふたご座~いっかくじゅう座〜とも座
●星雲や銀河の場所を探してみよう!
M42オリオン大星雲(オリオン座)(秋~冬)


散光星雲では一番有名な星雲で、星の赤ちゃんが生まれている明るいトラペジウムが観察できます。周りのガス雲は赤外域の光を放っているので、眼視では赤く見えません。
位置はオリオン座の三ツ星の下の小三ツ星の真ん中です。
双眼鏡では、ぼやっとした雲状に見えます。

M31アンドロメダ銀河(アンドロメダ座)(秋~冬)

地球から一番大きく見える銀河です。私たちの天の川銀河のお隣にあり、我々ホモ・サピエンスが誕生する以前の250万年前に放った光を現在の地球から見ています。
見かけの大きさは満月5つ分ありますが、双眼鏡では中心の明るいバルジ部分だけがぼやっとした霞のように見えます。
肉眼で見える一番遠い天体です。
40〜70億年後には私たちの天の川銀河と衝突合体するそうです。(銀河ハローは既に接触し始めてるとの説もあります。)
M31アンドロメダ銀河は天頂付近にあるので、時間を選べば一年の中で10ヶ月間近く観察できます。
秋の四辺形の一番明るいアルフェラッツから辿ると見つけやすいでしょう。アンドロメダ座には、3つの2等星のα(アルファ)星のアルフェラッツ、β(ベータ)星のミラク、γ(ガンマ)星の二重星で有名なアルマクがほぼ等間隔に並んでいます。その真ん中のβ(ベータ)星のミラクからカシオペア座に向かって4等星のμ(ミュー)星(37番星)から4等星のν(ニュー)星(35番星)と辿り、その右にある32番星(5等星)と結んだ線の間の真ん中上(カシオペア座方向)に有ります。

その他の星雲だとM8干潟星雲(いて座)などがおすすめです。
●双眼鏡でも見える二重星
ミザールとアルコル(おおぐま座)(春~夏)

北斗七星の柄杓の柄の先端から2番目の星は二重星になっています。双眼鏡でも分離して見えます。
実際はミザールもアルコルもそれぞれ二重星なので四重星なんです。

その他に、こと座のε(イプシロン)星(4番星)(通称ダブルダブルスター)が双眼鏡では二重星に見えます。本来はそれぞれが二重星の四重星(ε1A、ε1B、ε2A、ε2B)です。
是非、星空を眺めて、自分のお気に入りの星空の場所を見つけて見ましょう!
