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社会は便利になった。私は生きるための知恵を失った。

無職になって驚くのは、時間とはこんなに膨大にあったのかということだ。ただ膨大な時間を全て有益なことに使うかというと決してそうではなく、映画やゲーム、読書、家事、畑仕事など有益なのかどうか分からないことに時間を使っている。

時間の使い方で増えたことの一つが両親との会話だ。両親は仕事が休みの日に我が家に畑仕事をしに来るので、週に2回1時間~2時間程度話すようになった。

両親は父が今年70歳、母が63歳でいわゆる高齢者だ。高齢者あるあるで特に父は昔話が大好きだ。私が会社員をしているときは父の昔話を右から左へ聞き流していたが、今は無職で暇なので耳を傾けている。

意外だったのはこれまで意味がないと思っていた昔話も、ちゃんと聞いてみると新たな発見があるということだ。

最近聞いて思ったのは、昔の人は何でも自分でやっていたということだ。

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