「整理すること」からはじまる政治〜議員生活1年目を終えて感じたこと〜
🌱 はじめに:議員2年目のテーマは「整理すること」
2024年11月10日からの弟子屈町議会議員として活動を始めて1年が経過しました。
この1年は、町の課題を間近で見つめ、議会という初めて触れる現場の中でたくさんの声に触れた時間でした。
その中で感じたのは「変化に追われる社会ほど、整理が必要だ」ということ。
何を守るべきか。
何を変えるべきか。
何を引き継ぐべきか。
社会も、町も、人の暮らしも、どこか「対処」に追われてしまうことで精一杯になりがちな構造にまみれていることを感じています。
だからこそ今一度立ち止まり、構造的に整理しながら歩みを進める。
2年目のテーマは、そこにあります。
🏛 1年目の議員活動を振り返る
🗳 新しい選挙のかたちを探して
私は選挙カーを使わず、歩いて町をまわる選挙を行いました。
お金をかけず、オンラインを通じて候補者の想いや考えを共有する。
それは「勝つための選挙」というよりは
「町と一緒に考えるための選挙」でした。


候補者対談の生配信や合同演説会など、
従来の選挙文化を超えて「まちづくりの入口」を広げる試み。
弟子屈町から、静かに新しい選挙の形が生まれたのではないかなと感じています。

🏛 1年目の議会活動を振り返って
この1年間で、4回の定例議会、計7つの一般質問を行いました。
テーマは多岐にわたりますが、その時々に出会った人々から聞いた声を元に質問項目を決めて取り組みました。
主な質問項目
川湯温泉再開発・中心市街地複合施設の進行と連携
地域おこし協力隊制度の活用
弟子屈高校への地域留学制度
保育人材不足と待機児童対策
ふるさと納税・GCF導入の可能性
世界水準のナショナルパーク整備
メガソーラー建設に対する町の姿勢

議会答弁の内容は、生成AIを使って要約・解説し、ブログとして公開しています。

📡 議会・政治の「見える化」
議会活動を「町民が見える形」で届けるために、3つの柱で進めています。
LINE公式アカウント(登録者230名)
→ 最新情報や議会予定を共有し、住民との意見交換を継続中。

YouTube配信(2025年9月議会から開始)
→ 議会広報常任委員会の一員として、議会の録画映像を誰でも視聴できるようにし町政の透明性を高める取り組みを進めています。
議会報告会(年間8回開催)
→ 一般質問の内容や町長答弁、そのほか議会内容を共有し、住民と直接対話の場を作りました。現在もなお、どんなことができるのか模索中です。


📊 向き合うべく現実:2050年、人口は半減へ
2050年の弟子屈町の人口は、今の約半分になると予測されています。
生産年齢人口(働く世代)は減少し、老年人口は増加の曲線を描く。
町の社会構造が根本から変わる時代がやってきます。さらには老年人口がいよいよ生産年齢を上回る約25年間に間も無く突入します。


分かってはいる。けれど確実にやってくる。
誰も経験したことのない社会構造の転換に突入する前に
「今一度、整理すること」から始めなければならない。
弟子屈町にすでにある資源、気候、環境含め、私はこれからの未来で選ばれる町だと確信しています。
だけども、これからは「絵を描く人が沢山集まっても形にならない」未来が待っていると思います。
そんな危機感とともに
“未来の弟子屈”をどう描き直すかを考え続けています。
🧰 現場と人材の課題を見つめて
AI時代における“現場労働”の価値が世界的に見直されています。
米国では「ブルーカラービリオネア」現象が起き、
技能職の誇りと報酬が再び評価され始めています。
日本の地方では、熟練職人の高齢化が進行。
先日、町内で水漏れ修理をしてくださったのは、80代の配管工のおっちゃんでした。その姿を見て、思わずハッとしました。

現場の技術が失われつつある今、「人材」と「技術の継承」をどう次世代につなぐか。
これも地域の未来を考える上で欠かせないテーマです。
地域にとっての“人材”とは何か。
そして“働くことの意味”を、どう未来へつなぐのか。
この問いに向き合い続けることも、政治の役割の一つだと感じています。
🧭 これからの1年に向けて
「整理すること」とは、捨てることではありません。
重なった課題をほどき、見えないものを見える形に整えることです。
人口減少も、観光も、福祉も、教育も、一次産業も。
すべてを一度ほぐして、もう一度『描き直す』『解き直す』ことが求められているとも思います。
町の構造を、もう一度丁寧に整理して
「まちづくりの再設計図」を描く一年にしたいと思っています。
✨ おわりに
政治を『関係のないもの』にしない。
町のあちこちに「考える場」を増やしていく。
人口・人材・財政・観光など、複雑化した課題を“要素に分けて”捉え直す。議会・行政・住民それぞれの役割を整理し、“協働による町の再構築”を目指す。
