現状維持を回避せざるを得ない理由−フリーランスとしての心得-
仕事でも「現状維持を考えずに常に向上を目指すこと」というような意見を目にします。会社全体の姿勢もそうですし、会社員としての姿勢もそのように言われます。
現状維持というのは、そもそも取り巻く環境が不変でなければ難しいものです。環境が勝手に好転するのであればよいのですが、そうでなければ現状維持のための「努力」が必要になります。
しかし自分を取り巻く環境に逆風が吹いてから対処しようとしても、「時すでに遅し」となる場合があります。だからこそ、現状維持を前提にせず常に「変化に対応できる何か」を身につける必要があるのでしょう。
私ごとですが、以前にも仕事を辞め引越しをした経緯を書いたことがあります。これは家庭内での事情なのですが、早くもまた引越しをすることになりそうです。
こうなる予想はしていましたし、そのため就業するのは難しいだろうという考えもありました。そこでフリーランスとしての生計を考えなければならないと考え、そして実行してきました。
おそらく今後も同じようなことは繰り返すと思われます。安住の地というものはないでしょう。そしてそのような生活でも、どこに居住しようとも生活できる術を身につけておかなければなりません。
家族を持つということは、そういうことなのだと思います。家族構成も変わりますし、それぞれに意志があります。その結果、どのような生活環境になろうとも対処できるようにしなければなりません。
つまり「現状維持」を前提にしてはならないということです。
そのように腹をくくれば前もって準備ができますし、どのような状況になろうとも対処できるという自信も生まれます。
一方でこのような悩みも理解はできます。
未知の世界に足を踏み入れるのは怖いものです。できれば現状維持でいたい、と。
リスクを取るよりも今の生活をいかに維持するかを選択したいという気持ちはわかります。特に現状で大変な思いをしていれば、さらに大変なことがまちうけていると考えると尻込みしてしまうものです。
そこから抜け出すのもまた、勇気が必要なんですよね。そしてその勇気の原動力となるのは、追い詰められた時の危機感ではないかと思います。自分を取り巻く環境が変化し現状維持が難しくなった時、いざ行動しようとしても時すでに遅しということがあります。
このような経験をすると、逆に「今のままがどれだけ怖いものか」を実感すると思います。そして何らかの備えがないと不安になる。
自分を動かすのは「自分の経験」なんですよね。
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