大手企業から地方教育ベンチャーに転職してみてのリアル
こんにちは、CAN!Pの森本です。
今日は転職についてのお話です。教育業界で働いてみたいな、と今後のキャリアを考える方の一助になればいいなと思います。
CAN!Pとは?
まず、私が所属しているCAN!Pという団体についてです。
CAN!Pは福岡市にある教育ベンチャーです。
CAN!P|教育をもっとおもしろくする - CAN!P
オルタナティブスクールや放課後のアフタースクールを複数運営しています。
2022年4月に立ち上げ、まもなく4期目が終了という感じです。

自己選択・自己決定ができる人材に溢れる社会を創るということをビジョンに掲げ、教育の選択肢を作り続けています。
まだまだ社員数名の小さな団体です。
大手企業の「安心感」VS ベンチャーの「突破力」
さて、ここからは少し私自身の話になります。
私は新卒から約12年某大手民間教育企業で勤務していました。社員数は数千人といったところでしょうか。
仕事内容は多岐に渡りました。
・子どもの指導
・生徒募集のための集客や戦略立案
・FC教室のコンサルティング
・FC教室の指導者採用や研修・育成
などなど。
今振り返ってみて感じる大手企業とベンチャー企業の対比は以下の通りです。
大手企業:体系化された「正解」の中で成果を出す
・仕組みやノウハウが体系化されている。(その枠の中で「どうすれば成果が出るか」という試行錯誤や工夫の余地を探していく感じ)
・関わる人が多いので、人から学びやすい環境がある
・評価軸が明確にあるので、向かう方向が分かりやすい
・福利厚生が充実している
ベンチャー:「正解」を自分で定義して走る
・自分の裁量が大きく責任の範囲も広い。
・意思決定や変化スピードが速い。
・仕組みやルールが脆弱なので自分で作りながら走る。
・ピンチも多いがその分チャンスも多い。
こんなところでしょうか。
何をポジティブ、ネガティブに感じるかは人それぞれだと思いますので一概には言えませんが。
そんな中、私自身は2020年に現在のCAN!Pの前身にあたる企業へ縁あって転職することになります。
家庭都合も割と大きな要因ではあったのですが、30代半ばにしてあらためて自身の今後のキャリアを考え直した結果、思い切って決断をした感じです。
地方教育ベンチャーのリアル
現状、CAN!Pで働いているスタッフもほとんどが転職組で、自分自身のキャリアチェンジをポジティブに捉えて日々がんばってくれています。
そんななか、私が大手企業から転職してみて感じた(現在進行形で感じています)地方教育ベンチャーで働くリアルです。
裁量しかない。自分が決断して、行動しないと前に進まない。
まず、圧倒的な違いは裁量の大きさと範囲の広さです。
私が5年前に入社後にすぐ任されたことが、新しい幼児向け教室の立ち上げでした。
一から事業計画を作り、扱う内容決定、具体的なオペレーション、集客までをすべて行いました。過去にやったことのないことを数か月で一気に行いました。
そして、その数か月後に当時CAN!Pの前身として運営していたアフタースクールで扱う基礎学習教材をすべて変えるという話になりました。
教材の要件定義を行うまでに数か月。
そこから新年度4月を迎えるまであと3か月。ゼロから教材を作るのですが、4月に間に合わせないといけません。
自分がやらないと子どもたちが露頭に迷ってしまいます。
正直「間に合わない。終わった…」と何度も心が折れかけましたが、なんとか数百枚の教材をすべて作り切りました。
自分がやらないと何も進まないということを強く実感しました。
アイデアや「やってみたい」はすぐに形にできる
次に、意思決定の速さや動いていくスピード感は全く違います。
今日決めたことを明日から実際に実行していく、なんてことは日常茶飯事ですし、自分の「やってみたい」というアイデアや想いを実際に形にできる環境があります。
CAN!Pの立ち上げはまさにそのものでした。
2021年6月頃から、CAN!P立ち上げの構想が始まり、実際に2022年4月にCAN!Pが立ち上がります。
CAN!P立ち上げと同時にCAN!Pラボという探究学習スクールがスタートするわけですが、ゼロからスクールのビジョンやコンセプトを構想していきました。
教育的な側面と同時に、事業としてどう成り立たせるかというビジネス的な側面も両面から考えます。
一定のビジネス基礎力が必要ですが、裏を返せば短期間でビジネス面でのスキルも意識次第で磨くことができます。
今のCAN!Pも「こういうことをやってみたいのですが」と提案があれば、「どんどんやってみて」と言える環境がありますね。
「とりあえずなんとかする」瞬発力がとても鍛えられる
大手企業と比べると、人も少ない、環境も弱い、資金力も乏しいといった調子なので、すべての条件が完璧に整うなんていうことがありません。
限られたリソースの中で「なんとかする」のが日常であり、その中で価値をどう出せるかという勝負になります。
突発的なトラブルや報告が入ることもしばしば。
「どういう状況!?」と耳を疑うような報告が入ることも多々あるのですが、そこも「なんとかする」マインドで乗り越えるしかありません。
ピンチはチャンスとよく言いますが、それを乗り越えた分だけ思考・判断の筋力のようなものがつき、短期間で成長できる環境になっていると思います。
理想の教育をとことん突き詰められる
最後に。これはCAN!Pならではというか、「らしさ」のようなものだと思っていますが全員で理想の教育の姿を探究しています。
今あるものに満足せず、子どもたちにとってもっと良い環境を作るには何ができるか、どんな場をつくったらよいか、何を改善していくのかといった議論が毎日事業ごとにメンバー間で繰り広げられています。

その議論も理想をただ語るだけのものではなく、きちんと学術的な裏付けに基づいています。
例えばCAN!Pラボであれば、PBLや探究学習の知見を土台にしていますし、今年開校したオルタナティブスクールCAN!P Schoolも開校までにスタッフ間で学習指導要領をすべて読み込み、その知見を土台にして設計しています。
時にはいったんできあがったものを壊して、作り替えるということだってあります。
それもすべては子どもたちのためであり、大人があぐらをかくのではなく、絶えずアップデートし続けています。
いかがでしょうか。
地方教育ベンチャーCAN!Pのリアルをお届けしました。
最後におしらせです。
この記事を読んで、CAN!Pに興味を持ってくださった方がいればぜひ以下のリンクより現在募集している職種をのぞいてみてください。
現在26年4月入社希望のスタッフも募集中です。
地方から本気で教育を変えたい人、待っています!
