カナダ厳冬期のコアな遊び
カナダの冬の風物詩といえば、野外でのスケート。オタワのリドー運河は世界最長の野外スケートリンクとして有名です。私も若い頃は張り切って運河でのスケートに挑んだものですが、人通りが多いもんで氷が荒れてボコボコ、転びまくったっけね。骨密度が低いおばはんとなった今では、転ぶと怖いのでもうスケートはしません。

観光客向けに整備された運河スケートもいいけど、そこいらの池やら川やらが凍ったところでスケートをする、これこそカナダの原風景でございますよ。しかし鏡のようなオープンウォーター結氷面で滑るには条件が揃わないとダメです。零下10度以下のキンキンに冷えたが何日か続いて、しかもその間、雪が降らないこと。これって結構難しい。一番いいのは「凍りはじめ」のアイスですが、安全性の問題があります。

インスタ映えする野外スケートシーンを撮影しようとして氷が割れる事故はけっこうあるようで、都市近郊の水たまりはスケート禁止になるところが多くなりました。
スケートやらない私も、凍った川や湖の上を歩くのはダイ大好き!氷が絶対に割れない厳冬期になると、友達とやる遊びが「亡命ごっこ」。これはですね、国境を流れる川が凍った隙に結氷面を渡って隣国に亡命するキャラになりきるという、きわめて北国的なロマンに浸る遊びです。ソ連からフィンランドに亡命ごっこ、レニングラード包囲網からラドガ湖を歩いて脱出ごっこなど、色々とバリエーションがあります。
あきらかにスパイ小説か大河小説の読みすぎですが、「国境警備隊が来る前に早く!」トカ言いながら広大な氷の上を走る楽しさよ。毎年つきあってくれる友達に感謝です。

